朝、ブロ友のりえもんさんから、「日向に葦舟を見に行きますよ。」と連絡がありまして…
当ブログ管理人も「葦舟、見に行きたいです!」ということで、見に行ってきました。
葦舟は人類史上、最も原始的な最古の舟と言われていて、日本では「古事記」にイザナギ、イザナミから最初に産まれた蛭子神が葦舟に乗せられて海に流されたとの記述があります。
ティグリス川、ペルー沿岸部、アマゾン川、ラプラタ川、ナイル川、チチカカ湖、ビィクトリア湖等では、現在も存在していて実際に航行しているそうです。
エジプト文明やティワナコ文明、北アメリカ先住民のホピ族、インカ帝国など、世界各地でも、伝えられているそうなので、太古の昔の人々は葦舟で大航海をして、大陸間を行き来していたのでしょうか?
日向の体験会場には、そんな葦舟で実際に外洋に漕ぎ出て、南米から日本へ向けて太平洋を横断しようとしたんだけど、途中で船体が真っ二つになり、二週間漂流して生還したという凄い人、葦舟航海士の石川仁さんが講師として、来られていました。
続き?は、りえもんさんのブログ
「さとのめぐみ〜むかしながらのあたたかい暮らし」の記事からどうぞ
当ブログ管理人も葦舟に乗って漕いでみました。
最初はどうやって漕いだらいいのかわかりませんでしたが、クルクル回っているうちに感覚が分かり始め、慣れれば行けそうな感じだったんですが、接岸の直前に座礁?してしまいました。
自力?で脱出?しましたけどね、いや、面白かったですよ。
靴とかズボンとか、結構濡れましたけど…
不思議なことにあんまり重くなかったんですよ。
輸送中に水が切れたからでしょうね。
(いやいや神さまのお力添えのおかげですよね。)
体験会には親子連れの参加者がたくさんいらしていました。
ちびっ子にはこういう体験は一生の思い出になると思います。
自然にあるものを利用して、皆んなで力を合わせて一つの物を作り上げ、そして使った後は自然に返す。
一万年以上続いたと言われる縄文文明の循環型社会のヒントの一つの体験会でした。