日本語歌詞でのJAZZは私のライフワーク | 【水戸っぽBlog】

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水戸っぽとは、水戸の三ぽい、【理屈っぽい、骨っぽい、怒りっぽい】または、【理屈っぽい、怒りっぽい、飽きっぽい】から来ています。その他、水戸生まれの水戸育ちの人間を【水戸っぽ】ともいいます。水戸っぽ深川隆成の日々の気持ちを綴っています。

JAZZは英語でなければ表現出来ないと語る方々を多く見かける機会があります。英語の表現やアクセントがJAZZの魅力でもあるという方もいらっしゃいます。
果たして、本当に全てがそうなのでしょうか?私の小さな頃、音楽の授業で西欧の民謡の日本語訳詞で歌う事もありました。名曲に日本人が触れる機会を広げるのは、日本語で歌う事が出来てこそだとも思います。
しかし、JAZZは著作権をクリアして日本語歌詞を公認される事が難しくいものがあります。
レコーディングにあたっては日本語訳詞とその英語直訳と日本語訳詞を歌った録音の提出をして曲毎の著作権管理会社の審査を受けなければなりません。
その上で公認されても訳詞での著作権料収入は無く、訳詞のレコードやCD、音楽配信が売れても原作の英語歌詞の著作権料として徴収されるという状況で、大きな労力を使っても割に合いません。
それでも、誰かがやらなければいけない、それが私の役目と思い、歌い続けています。

私は日本語でJAZZを歌う事で、名曲歌詞の持つ心模様と景色を日本人にストレートに届ける思いで活動しております。日本語歌詞にする事で、より多くの方々に名曲を歌い、日本語のオリジナル曲を作る新しい文化を作れたらと願っています。
やがて、日本語に興味を持つ海外の方が日本語に触れる教材にもなればとも思います。

2006年から10年間は自分を蝉の幼虫になぞらえて、訳詞を貯める事に専念。
2016年からライブ活動を始め、2018年からCDを現在までに7作品発表。







その次の10年は楽譜集と日英の歌詞を明記した書籍を刊行しつつ、大勢の人が親しみを持って歌う場を広げつつ後世に繋げていければと思っています。
牧野富太郎博士の植物図鑑の様に、長い年月をかけて世に出す根気のいる作業をひたすら続けていくのみです。