アメリカ横断ウルトラクイズが史上初めて再放送される事になり、反響が大きいようです。
スカパーの「ファミリー劇場」で6月から第12回が再放送されることとなり、先日ブログで報告しました。
また、この放送の番組宣伝のための収録が5月9日に行われ、私も出演したのですが、本日はその報告をしたいと思います。
番組は「今だから話せる裏話」をテーマに、小倉淳さんと対談の形式で3本収録されました。
久々に昔の仲間と再会できるので、喜んで会場に駆けつけたのですが、懐かしい昔の話をする前に取材記者が沢山集まっている事に驚きました。
取材が有るとは聞いていましたが、2人か3人の規模だと想像していたのです。
ところが、数えてみるとスカパー関係の記者だけでなく、スポーツ新聞など10社以上、その上沢山のカメラマンまでいたのです。
取材対象が小倉淳さんと私の2人だったので、何の打ち合わせも無く席に着きました。
私は長年テレビ制作の仕事をしてきたので、この様な記者会見に立ち会った事は数多いのですが、私が取材対象になったのは人生初の体験で、どのように進行するのか不安になりました。
多分、お喋りがプロの小倉さんが上手くリードしてくれるだろうと、気楽に構えたのです。
と、間髪を入れず記者会見が始まり、いつの間にか番組宣伝の裏話を自分から語っているので、我ながらビックリしました。
本来、小倉さんとの本番で話そうと、用意した材料を収録前の記者会見で、どんどんお喋りしていたのです。
ただ、幸いにしてこのブログを書いているので、裏話の材料は幾らでも持っていたので調子に乗りすぎたようです。
小倉さんも負けずに、体験した裏話を喋っていたので、アッという間に約束の1時間が過ぎてしまいました。
私は「予算がいくらかかったのか?」といった答え難い質問に対しては、「元日本テレビ社員の小倉さんに聞いてください」と答るのを避けていました。
実は、毎回予算を大幅に赤字にしていた、という話は聞いていましたが、具体的な数字は知らされていないので「知らない」というのが真実です。
ただし、赤字を出したプロデューサーは局内でどんどん出世し、局長、役員、最高は系列局の社長にまで上り詰めています。
テレビ業界はヒット番組を作った人が偉くなる、それをウルトラクイズは証明していました。
ただ、その日のニュースで、この「連続赤字だった」という話が取り上げられ、インターネットで流れていたので、その素早さに驚きました。
20年以上昔に放送された番組が再放送される、たったこれだけのニュースに記者の皆さんがこんなに多勢集まってくださる、改めてウルトラクイズの持つパワーを再確認させられる出来事でした。
肝心の小倉淳さんとの対談番組は?
私との対談、美術スタッフとの対談、12回出演者との対談、3本共に、乗りすぎて収録予定時間を大幅にオーバーしました。
ディレクターは編集で相当苦労する事でしょうね。
中身は?見てのお楽しみ。裏話が一杯詰まっていました。
ファミリー劇場のHPはこちらです→https://www.fami-geki.com/