アメリカ横断ウルトラ・クイズでは、自由の女神が番組の象徴的な存在でした。
クイズの第1問が自由の女神に関する問題だったのがその理由です。
番組に出たい挑戦者は、これをクリアしなければ参加出来ないので、皆さんが自由の女神の情報を集める事に専念していたのでした。
クイズ問題としては出題されていませんが、我々は自由の女神様の情報を沢山収集していましたので、その1部として、今日は女神様の身体に関するデーターをご紹介してみましょう。
その前に、閉館されていた自由の女神が、再開されたそうですね。
それにしてもこの騒動で、1日に600万円も管理費が掛かるという事がニュースで流れ、びっくりしました。
内訳は解りませんが公園の管理って、本当にお金が掛かるのですね。
そもそもこの女神像は、アメリカとの友好関係を記念して、フランスから贈られたもので、献呈式は1,886年に行われました。
この式典に日本人が招待されたという記録は残念ながら残っていませんでした。
これはクイズの問題になりましたので、記憶にある方もいるでしょうね。
また、この式典は日本の新聞で報じられていました。
像の制作はフランスの彫刻家バルトルディで、モデルとなったのは彼の母親だと伝えられています。
像は右手を高くかざし、自由への道を照らす松明を持っています。
一方、左手には独立宣言を表す本を抱え、独立宣言の日付け1,776年7月4日が刻まれています。
像の台座はアメリカ国民の献金で作られ、台座から松明までの高さは約92メートルです。
更に細かく言えば、手の長さは約5メートル、人差指の長さは約2・4メートル、鼻の長さは約1・4メートル、口の幅約91センチ、そして左手に持つ本は長さが約7・2メートル、幅約4・1メートル、という数字でした。
また、特筆したいのは像の内部の骨組みは、エッフェル塔で有名なエッフェルさんが設計した巨大な鉄柱で支えているのだそうです。
この資料は、当時我々がアメリカ観光局から入手したもので、一般にはあまり知られていませんでしたが、途中で自由の女神に関する書籍が沢山出版されたので、その中には当然書かれていたでしょうね。
1つの銅像が数々の本になり、そのデーターを細かく記憶する人達が沢山いた、これも女神様ならではの珍しい現象でしょうね。
今的に表現するならギネス認定物かも知れません。