ここのところ鬱がひどいです

お布団からなかなか出られません。


でも毎日かかさず旦那さんの胸に手を当てて

『ここの君もここの君も、あとこことここの君達もおとなしくしていてよ、お願いだからね…』

と語りかけています。

あわよくば私の身体に移っておいでと願いながら



昨日は2thの話をしました

①ドセタキセル
②カルセド
③TS-1
④オプジーボ

薬が少ないね…という旦那さんに

『①②③④全部やったらまたもう1周プラチナ系からやってくれるよ? だから全然大丈夫!』

精一杯の励まし

そして自分へまだまだ大丈夫だと言い聞かせている部分もあったと思う

また他の言葉も見つからなかったのかもしれない

けれど旦那さんは

『バカだなーaika、そもそもねーもう1周行く前にみんな終わっちゃうんだよ。』と明るく言った

思わず『そんなのわかんないよ⁉︎ 1周だって2周だって出来るかもしれないよ!!』と熱く言ってしまった

でも旦那さんは呟く様に

『そこまでして生きる意味ってあるのかな…』

と、天井を見上げてとても悲しい顔をしていた。



私の生きてて欲しいという思いと

彼の生きたいという思いが重ならなければ意味がないのです。


私がどれだけ彼を必要としているか、それは充分過ぎる程わかってくれています。

『aikaを残していくことがすごく苦しい』と。

自分のことでなく私を思って泣いてくれたことがあった。

けれど苦しい副作用と死の恐怖と闘わなくちゃいけないのは旦那さんだから。


生きなければいけないとは思ってほしくない

髪の毛が抜けて

痩せていって

動けなくなって


それでも生きてほしいなんて

私には言えない

旦那さんには笑っていてほしい

生きたいと思ってもらいたい


でも


私の存在が旦那さんの生きる力になり

そして私の存在が旦那さんを苦しめている。


失うものがなければ死も怖くない

そう言った旦那さんの言葉が頭を離れない



いつも文句一つ言わず、洗濯、掃除をしてくれる

『aikaはゆっくりしてな 俺がやっちゃる!任せとけ

ダメな私をいつも温かい目で見てくれる


昨日は夕食も作ってくれた

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丁度1年前も冷やしラーメンを作ってくれた

泣きそうになりながら食べたのを覚えてる

来年も同じ様に台所に立っていてくれるだろうか

旦那さんの幸せが私の幸せなのです

旦那さんの心を助けてあげたい

心の暗闇を照らしてあげたい

太陽になりたい

心にいつも寄り添っていたい


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来週から2thスタートです




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