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ウルトラマン「遊星から来た兄弟」より、ザラブ星人。
偽ウルトラマンに変身して暴れ、ウルトラマンと科学特捜隊を人類の敵に仕立てあげようとしました。ザラブとは彼らの言葉で「兄弟」という意味だそうです。ブラザー→ザラブ。

地球だけでなく、他の文明を滅ぼすこと自体を目的にしているタチの悪い宇宙人です。
「やあ諸君、我々の兄弟」「仲良く平和に暮らしていくことが我々のモットーだ。」と友好的な態度で近付き、その裏で自らがウルトラマンに変身し、街を破壊する様子を見せつけ「ウルトラマンこそ地球を侵略しに来た宇宙人ではないのかね?なぜ科学特捜隊は出動しないのかね?」などと発言、地球人同士の信頼関係を壊そうとします。

催眠術や放射能を含んだ霧など、地球を征服するくらい朝飯前の科学力を持っているように思いますが、まどろっこしい真似をするものですね(^^;; 分裂させて自滅に追い込むのが、ザラブ星人流の美学なんでしょうか。

偽ウルトラマンが暴れる中、ハヤタ隊員がホシノ少年の働きでザラブ星人の拘束から解放され本物が登場すると、スペシウム光線を浴びた偽物は、あっという間にザラブ星人の姿を晒してしまいます。頭脳派なので格闘は苦手なようですね。戦闘では良いところナシであっけなくやられてしまいました。でも映像的にウルトラマン対ウルトラマンはシリーズ毎のお楽しみですよね!

この場面は、宇宙船のコクピットでハヤタ隊員に「君は私のものだ、ウルトラマン」と、宇宙語翻訳機能つき小型電子頭脳(地球に来てからの自作!持ち手付き‼︎)を片手に語りかけるザラブ星人。小道具を持ってる宇宙人、他にいませんよね!そこがすごく好き(^^)♡

ハヤタ隊員の宇宙遊泳シーンは、21世紀の今となっては、ちょっと笑えますね(^^;;