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「記憶こそが時間・・・そしてそれこそが、人を支える。もう、誰の記憶に頼ることもない。彼らがともに過ごした、時間と記憶が、彼らを存在させるんです。」
 
 
仮面ライダー電王、感想。
 
 
 
 
 
最終回・・・。
良太郎のモモタロスへの望み「最後まで一緒に戦ってほしい」はこの二人の絆の強さをそのまま表しているようで、感慨深いものだなぁ・・・。結局カイの時間への攻撃は止められないものの、カイはハナが未来の分岐点であったことに気づけなかったので、時間を壊すことに失敗。前2話で過去に置いてきた二人も無事、連れ戻し、さらにそこにジークも加わり、最後の強敵デスイマジンを「俺の必殺技、ファイナルバージョン」で撃破。
 
消滅していくイマジンとともにモモウラキンリュウデネブも消えるのかと思いきや・・・
強く固い、良太郎や 侑斗 とイマジンズの絆のおかげで、彼らは消えずに済んだ。僕も一瞬イマジン達マジで消えちゃったんか・・・と思ってたから、陰でこそこそ隠れてる彼らの姿には思わず笑いがこみ上げてきてしまった。
 
そして、良太郎は無言でパスをオーナーの前に置き、デンライナーから去っていく。 侑斗も元の時間に戻るのだろう。ゼロライナーとデンライナーが出発し、良太郎の前から去っていく・・・
というなんか明らかに続きがありそうな終わり方だった。(あるそうなのでそれも見るつもりだが)
 
とまぁ余韻を残しつつもハッピーな感じの電王らしい終わり方で、なかなか良かった。
 
 
 
作品の全体的な評価と言うと。
 
序盤、中盤は謎や伏線を増やしつつも軽快で、楽しいストーリーで盛り上げてくれた。ロッドフォーム最初の変身、ゼロノス登場、クライマックスフォームに覚醒など、熱い展開にも目が離せず。・・・まぁライナーフォーム登場回は伏線混じりだったためいまいちだったが。
感想書いた話以外にも33、34話のピアニストの話も切なげで好きだったなぁ。
・・・で、問題はカイが登場してから。
 
 
 
 
 
よくわからん!
 
 
 
ストーリーに謎が多すぎてクウガ以上に難解で、解釈に困る。
カイって結局何者だったの?なんで途中記憶喪失みたいになっててレオイマジンにお前まさか・・・とか言われてたの?なんでイマジン生み出せるの?分岐点って具体的になんなの?特異点って具体的になんなの?イマジンとイマジンの未来って?イマジンはなんで望みを?良太郎とイマジンズの時間が一緒じゃないから消えていくってなんなのさ?ゼロライナーのオーナーは?なんで良太郎とハナが特異点で愛理さんとハナが分岐点の鍵なの?なんであの懐中時計の一つは錆びたの?文字が消えたのもなんでよ?時の列車ってなんなの?なんでハナはいきなりコハナになったの?
ライダーについての謎も多い。
電王って結局なんなの?なんで特異点だけがなれるの?なんでイマジン憑依させて戦うの?ライナーフォームはどうやって出来たの?ゼロノスって結局なんなの?イマジンがいなくても強いアルタイルフォームって何なの?ゼロノスカードってどうやって作ってるの?んでなんでゼロノスはその記憶で作ったカードを消費しなきゃ変身できないの?ゼロノスの過去修復能力ってなんなの?ガオウは結局何がしたかったの?その動機は?
 
なんかまだまだあった気もするが多すぎて覚えてない。カイの言動もいちいち意味不明だ。
なんなのあのストーリー。視聴者に伝える気あるの?
兎に角謎が残りすぎて最後までもやもやが・・・
 
いやでも後半も好きなんだよ。このまま戦えばイマジン達はいずれ消えてしまうと分かった良太郎と、それでも良太郎と作った時間が好きだったイマジンとの絆のストーリーは燃えたんだがな。さっきから何度も絆絆って書いてるような気もするけど、電王って要は良太郎とイマジンの絆のストーリーだと思うんだ。忘れない限り、人と人とはつながっていられる。そんな暖かさを感じられる作品。
 
ただ、無駄に謎が多すぎて、ごちゃごちゃしてさえいなければ、電王は気楽に見れたし、それなりに楽しめたと思う。
もやもやのせいで締め方も微妙に感じたけど、ゼロノスかっこよかったからまぁいいや!
 
 
 
最後に言っておく!電王はかーなーり、面白かった!