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「俺の怒りは・・・・今、爆発ゥッ!!」
 
 
はい、時空戦士スピルバン最終回見終わりましたので、感想を。
 
 
最終回としては、なかなかきっちりとした、しかし凄い展開のストーリーだった。
最終回になってドクターバイオがスピルバンと戦ってるパンドラ女王を助けるためにワーラー城への出入り口を開けようと機械を操作したところ、誤作動によってワーラー光線を浴び、なんとここに来て元のベン博士の姿に。
パンドラ女王の最後の姿である、パンドラ生命機械人に苦戦を強いられているスピルバン一行身を見て、身を挺してワーラーが最終兵器として開発していた人間全滅用ウイルスを打ち込み、そのまま死んでしまう。
 
この直後のスピルバンの、↑のセリフが熱い。
スピルバンを代表するセリフである「俺の怒りは爆発寸前」は、主人公であるスピルバンの故郷への思い、人間達を苦しめるワーラーに対しての怒りが良く込められていて、あの演出自体はかなり好きだったのだが、スピルバンの中盤あたりでよく出てきたが終盤にさしかかる前に自然と無くなってたからな・・・
最終回でこれ言ってくれるとかなりカタルシスがあるもんだ。
 
そして、あの結末。
 
なんとクリン星は・・・・
 
10000年後の地球の未来の姿だった。
 
 
なんという衝撃的な結末であろうか・・・
最初のスピルバンとダイアナの旅立ちは、過去へのタイムスリップだったんだな・・・。
それじゃあギローチンって・・・いや、それは置いておこう。
過去に行ってワーラーを倒したことによって、未来でのクリン星(地球)侵略、滅亡も無くなり、万事解決というわけだ。
スピルバンの両親やダイアナの母親、クリン星人も見事に復活しており、感動的なハッピーエンド。
 
まぁ少し強引な気もしたが、俺的には悪くない結末だな、と思った。
最後の走る三人の笑顔が眩しい。めでたしめでたし・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
全体的な作品の評価としては。
 
 
序盤は素晴らしかったと思う。見てて目が離せなかった。
ヘレンを追い回してたときの三人やドクターバイオとヘルバイラなどの重苦しいドラマは好きだったなー
三人以外がメインの普通の回もなかなか。
ワーラーの精神攻撃が見物だった。
つーかいつの間にか消えた大五郎さんとはなんだったのか。
 
 
 
だがヘレンがヘレンレディになってからというものの・・・
すっごく重苦しいドラマが減って残念な回が多くなった。まぁヨウキが出てきた辺りはかなり面白かったが、な。
 
最終回直前は・・・
あんなにあっさりと期待の新人だったヨウキが消えるとは。しかも復活するような言動ちらつかせといて結局復活しなかった。
せっかく終盤で面白いなと思ったのに。
もうヨウキがワーラー城乗っ取って良かったじゃん・・・
そしてデスゼロウェ・・・負け続けたのが仇かついにトチ狂ったような言動を見せかけ、ダイアナを妻にすれば強くなれるだのさんざんほざいたあげくまたも惨敗し最後はパンドラに操られ強化されスピルバンに特攻。だが敗北・・・可哀相な奴である。
 
そしてギローチンェ・・・最初から最後までキャラがあまりぶれなかった(しかし最初の余裕のあるイケメンはもはやどこにも居なかったが)のは良かったが、余裕ぶっこいてたくせに連戦連敗でこちらも見てて哀れになってくる。43話ではついにスピルバン強すぎて勝てないわとでも思ったのか、自身を地獄に落として霊体と化してまでついにグランナスカに直接攻撃をしかけ、ヘレンを毒殺する一歩手前でクリンエネルギー放出とやらで完全消滅・・・この間わずか12分である。
 
リッキーさん?ああ椅子にされた奴ね。他にも女戦士二人いたような・・・ww
 
・・・とまあ、残念な奴が多かったけども、何かと楽しめる作品だった。
次は何配信するのかな?メタルダーなのかな・・・?これ以上見る作品増やすと時間足りなくなるから流石に自重しようか。