ウルトラマンネクサス、姫矢編見終わりました・・・
といっても一昨日にですけど。今は31話まで見ました。
 
 
なんというか・・・やはりネクサスはストーリーがガイアみたいに穴開きしてないですばらしい。
 
「俺が戦っているもの・・・それは、宿命です。」
 
弧門とリコ、溝呂木の弧門への精神攻撃、西条副隊長と溝呂木の関係がいろいろはっきりしてからのカメラマン、新聞社の人々のストーリーの展開。
 
暗くてもうんざりしないほどのストーリー奥深さ、実にいいものです。
 
18話のガルベロス戦で肩に呪いっぽいダメージを食らい、過去の出来事、何も守れない自分、目的を探しながらの連戦で既に心も体もボロボロの姫矢。
 
そしてゴルゴレムとの戦いでのカメラマン、新聞社の必死の「真実を伝えたい」という思い・・・
 
無念にもゴルゴレムに捕食されたカメラマンの思いを無駄にはしまい、真実をありのまま伝えようとするジャーナリスト・・・
根来さんはMPの情報操作に苦戦しながらも、追い求めていた真実=ウルトラマンにたどり着くんですが・・・
これは最終的に叶わずじまいだったんですよね、無念で仕方ない。
 
姫矢と佐久田さんの交差する思い・・・
俺一瞬佐久田さん死んじゃうのかと思ったよ。生きててよかったけど・・・記憶消されたあとのあの人たちの姿はなんかむなしかった。
 
異形の海「終焉の地」での最終決戦・・・
敗北したネクサスがキリストのように吊るされたのにはかなりショックを受けた。
 
絶望感漂う中でのイラストレーターの言葉と、あの姫矢とセラのシーン。
ウルトラマンで涙腺が緩むのはこれで3回目だよ。
俺って「死者からの言葉」っていうシーンには弱いんだよな・・・
死の瞬間だけでなく、活気あふれる生の空間も姫矢は撮ってくれたというセラ・・・そして最後の変身・・・
 
ウルティメイトバニッシャーの力を得て完全復活するジュネッスに胸が熱くなった。
そして激しい空中戦の後の、あの結末・・・
 
 
宿命に振り回され、過酷な道を歩みながらも、光を紡ぎ、繋いだ姫矢、
彼は本物の「英雄」だと思った。
 
 
そして憐編ですが、50歳の母に、OP「青い果実」が大うけ。
俺も死ぬほど好きなんですけどね。
 
憐にはいろいろ秘密があるようだが・・・
まぁ、感想は憐編が終わった後に書きますわ。
 
というかネクサスの曲って歌詞が大体登場人物のテーマなんだよな・・・
「英雄」は姫矢さん、「いつも心に太陽を」「飛び立てない私にあなたが翼をくれた」は弧門・・・