残り10,000日、もう一度走る
どうやら私の余命は、今日でちょうど19年らしいです。父親が生きた年月まで生きられたとしても、残された時間はあと10,000日ほど。そして、目指す大阪マラソンまでは、あと6か月余りしかありません。残りの日数を数えたとき、胸の奥が少し冷たくなりました。1日も無駄にはできない。そう強く感じて、今の素直な気持ちを言葉に残すことにしました。かつての私は、フルマラソンでサブ3.5を、ウルトラマラソンも完走しました。ふとした瞬間に「昔はこれくらい走れたのに」と言い訳を口にしそうになります。けれど、現実は甘くありません。気力も体力も衰えた今の私にとって、フルマラソンを完走することすら果てしなく高い壁です。それでも、私はもう一度、来年の大阪マラソンのスタートラインに立ちたい。過去の栄光という古びた服は、今日ここで脱ぎ捨てることにしました。過去の自分と比べるのはやめて、今の情けない自分を受け入れながら、清々しく前を向いて生きていきたいからです。そんな想いを抱えながら、今朝もシューズの紐を結びました。いつもの5km。すれ違う人には、力なくトボトボと走っているように見えたかもしれません。けれど、私の中では必死でした。がむしゃらに腕を振り、必死で脚を前へと出しました。呼吸を乱しながらふと西の空を見上げると、そこには久しぶりの虹がかかっていました。19年、10,000日、6か月のスタートです。