「情報社会に対応した学校教育」

8回の講義内容

1.情報社会の様相

2.授業におけるICT活用の考え方

3.授業におけるICT活用の事例

4.情報教育(小・中学校段階)

5.情報教育(高等学校段階)

6.情報モラル教育

7.校務の情報化

8.学習指導要領の改訂と教育の情報化に関する諸施策

 

講義全体を振り返ってのポイント

1.社会の情報化は急速に進行し,学校にもさまざまな影響や転換が求められている。

2.授業でICTを活用し学力を高める。

3.情報社会で生きていくための教育を施す。

4.情報モラル教育は緊急の課題である。

5.公務の情報化で多忙化解消と効率化を。

6.新学習指導要領や諸施策は上記を前提としている。

7.教職員の意義

 ①情報化に生きる教師である。

 ②情報化を子どもたちのためにうまく活用する。

8.教育インフラとしてのICT整備

 ①ICTがあるかないかで授業の質が変わる時代。

 ②情報活用能力で生きる力が変わる時代。

 

 校務処理のシステムが情報集約のかなりの部分を担うことになってきたのは,全国的な動きであると理解できました。情報社会である時代のニーズということなのでしょう。情報の活用能力で生きる力が変わっていくという認識は大変なことです。情報を操作しない社会であってほしいですし,みんなが,情報を確かなモラルと価値観で情報処理できる力を身につけることが必要と思いました。