今日も暑いようです。娘の合宿の送迎前に,免許更新の視聴をしています。
視聴し終えたのはスクールカウンセリングです。ここ数年で全国に急速に配備されたため,今はスクールカウンセラーの供給が落ち着き,今勉強をしている方々への需要が少なくなっている業務の1つのようです。
中高年の自殺も多いこの国ですから,その年代層のケアも必要ではないかと思います。その視点があってこそ「一億総活躍社会」などという言葉を全国民に対して明言できるのではないかと思います。
こちらの仕事では,スクールカウンセリングを学ぶことが選択課題でした。8回分のタイトルを載せます。
①スクールカウンセリングと教育
②教師とスクールカウンセラーとの連携
③緊急支援
④学校になじみにくい子どもたち 1.不登校
⑤学校になじみにくい子どもたち 2.発達障害など
⑥困難をかかえた保護者たち
⑦保育カウンセリング
⑧スクールカウンセリングの課題
児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議 審議概要 (出典:文部科学省)
1.子供を直接対象とする自殺予防教育の必要性
・ 子供は、心の危機に陥り、自殺の危険が高まったときに、親や教師ではなく、同世代の友人に気持ちを打ち明ける例が多い。
・ しかし、自殺願望を打ち明けられた子供も、どのように対応したらよいか分からず、最終的な悲劇が起きる可能性も高い。
・ 子供に対して自殺を話題にすることで「寝た子を起こす」という懸念を耳にするが、子供は既に様々なところで多くの情報を手に入れてしまっており、その情報の多くは誤っている。
・ 自殺の危険とその対応について、正しい知識を子供に与える必要がある。
2.子供を直接対象とした自殺予防教育を実施するうえでの前提条件
① 実施前に関係者間で合意を形成しておく
② 適切な教育内容
<自殺予防教育プログラムの目標>
・早期の問題認識(心の健康)
・援助希求的態度の育成
<自殺予防教育の内容例>
・ 自殺の深刻な実態を知る
・ 心の危険のサインを理解する
・ 心の危機に陥った自分自身や友人への関わり方を学ぶ
・ 地域の援助機関を知る
③ ハイリスクの生徒のフォローアップ
(プログラム実施前後のアンケートなどによりハイリスクの子供を 見付け出し、必要に応じて専門機関へ紹介するなどして、適切に支援する)
本県巨大都市では,全国的に報道があったこともあり,課題の対策を進めています。
夏休みは,どの子も楽しく過ごしていてほしいなと思っています。