「優勝してね」と、ショーの後輩の弟さんで、キングの元で一度シングルスをしたことのあるアースくんに声をかけた。
ベスト4まで残ったのだから、本心で彼に優勝して欲しかった。
準決勝は、以前ショーと対戦したことのあるライオンくんと対戦。
先輩であるライオンくんに勝利。ライオンくんはダブルスで優勝していました。
ここでファイナリストなのだから「おめでとう!」と一声かけられました。キングの元に教えを受けにくる姿勢があります。
指導者に聞きにくる姿勢はバドミントン界の伝統でいいのではないかと思いなおしています。
そして、決勝
決勝の相手は巧みなプレーヤーだ。ゲームを見ながら気づいてきたことがあったのです。
彼は中学時代、こちらの県大ペア(今は風神雷神と名付けている)と戦ったり、県南の練習会で、キングと組み相手をした片割れではないですか!
その時の雰囲気とは全然違う。自信に満ち、一本を取ることに様々な工夫をしているオールマイティな選手になっていた。
もちろん応援しているアースくんのレベルも、かなりアップしているのだけれど…。
決勝戦に相応しい白熱した試合。
家内が見ていて、ヘアピンの応酬の後の、瞬時のアースくんのプッシュは芸術的だったそうです。
両校の熱い応援。
ファイナルで14-18。
そして、16-18と追い上げる。
この一本を取れば流れが変わる瞬間に痛恨のミス。
ここで16-19。
その差を縮めるのが難しくなった。
白熱したラリーが続くが、追いかけられず18-21だっただろうか、19-21だっただろうか。悔しい敗退となりました。
「総体頑張ってね。」と酷な一言をかけてしまったかも知れない。
彼は、まだ1年生。これからタイトルを掴むチャンスがたくさんあることだろう。
この悔しさをバネに、目指す境地に達してほしいと思う。
同じ学年に、数ヶ月で見間違える成長を見せている父子鷹のフォレストくんもいる。これからの双方の行方は楽しみだ。
中学生の大会では、女子ダブルス入賞4ペアのうち、3ペアがタロウのチーム。それを追いかける初代マンやキングのチーム。
男子では、前田さんのコーチしているチームは層が厚い。中学生の県南王者は、息子さんのノゾムくんだ。まだ強くなる可能性が大きい。
マミーのチームは、チーム力とノッカーが必要と思う。いい選手はいるのだけれど、ちょっと残念なラリーがあるかな。経験不足の差は縮まらない。
個人的には、この大会のペアで中総体に望むのがいいと思うのだけれど。どうなるのでしょう。何かできることがあれば、協力したいとは思っているのですが…。県南の王者たちに近づくように這い上がってほしい。ガンバレトミースクール