日曜日、仕事の前に家内と教会へ出かける道すがらコインランドリーへ乾燥した洗濯物を回収しに行った。

その朝家内は財布を忘れたりのロスでバタバタだったと言う。

自分が先に店に入りウチの洗濯物はこれやなと振り返るとバタンと家内がうつ伏せに床に倒れ込んだ。

どうやら入り口のカーペットが滑って転んでしまったらしい。

驚いて起き上がるように待ちながら固唾を呑んだ。

後ろのベンチには一人男性が座っている。

共に恥ずかしさと受けた痛みを思い堪えた。

かけていたメガネのつるが折れてしまった。

幸いそれはその日のうちに店で直すことができた。

顔を打ったのでムチ打ちの症状が出た。

あの時の光景は忘れないだろう。

聖書に「二人なら片方が倒れても、もう一方が起こせます。ところが、一人のときに倒れてしまうと、だれにも起こしてもらえず、何とも惨めです」とある。

週明けは目と鼻直撃の花粉攻撃にやられるスタートとなった。