マルモのおきて

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ドラマ「マルモのおきて」(2011)を今更ながら再放送で初めて見ました。ホッコリ温かいドラマですね。毎回芦田愛菜、鈴木福の双子役の名演に癒され、泣かされました。登場人物がまたみんないい。主役の阿部サダヲはもちろん、世良公則、小柳友、伊武雅刀とかみんないい味出してるなあ。

護の会社のマドンナ・かな役の滝沢沙織がまた出色!一旦護とつきあい出したものの、双子の存在に戸惑い、別れながらも護を陰ながら応援するエピソード、良かったです。後半出番が減ってちょっと残念。

番組のヒロイン・彩を演じた比嘉愛未はサイコーだ!役柄も良かったし、なんたって信じられないくらい美人で脚は長いわ、スタイル抜群だわ、言う事なし!(笑)滝沢沙織も比嘉愛未もバラエティとかで見てもふたりとも性格良さそうで、そんな雰囲気もドラマに反映されていたように感じました。

 

このドラマ、とにかくいい人だらけで悪人がほぼ出てこない。放送されたのは東日本大震災があった直後であり、日本中悲しみや不安を抱え、こういう温かいドラマを求めていたんじゃないかな。人気があったのも頷ける。

まあぶっちゃけ、「死んだ親友の子供を引き取る男が主人公のドラマ」というだけで大体のドラマの展開は予想がつくし、正直本筋以外の脇のエピソードがひねりもなくザックリしていたり、お客様相談室のメンバーがあまりストーリーに絡まなかったりと、ドラマとしての深みや完成度はイマイチ。

 

でも!毎回楽しんで見られました!何より芦田愛菜、鈴木福の愛らしさにメロメロだった。もうそれだけでいいや!

人が殺されたり、不倫するようなドラマよりこういうドラマの方がずっといい。最近はこういう昭和チックなドラマってあまり見ないけどまた作って欲しいな。

 

「マルモのおきて」は他にスペシャルドラマ2本あるらしいので、それも再放送してくれないかな。あと、芦田愛菜、鈴木福のふたりともすっかり立派な大人に成長したので、大人になったふたりとマルモの共演も見てみたいなあ。