先日「サンバルカン」のブログでも書きましたが、息子が東映特撮ファンクラブなるサブスクに入ったため、私はいろいろな東映作品がフリーで見られる環境になった。この日は息子が「シュールでスゴイ」というオススメの「どきんちょ!ネムリン」(1984)の第10話「バス停くん田舎へ帰る」というのを見た。不思議コメディシリーズの一作としてタイトルは知っていたが、初めて見た。まず、なんといってもネムリンがシュール(汗)石ノ森先生デザインの雰囲気がなまじ再現されているだけにこの吊り人形はなんかコワイ。特撮というより操演で動き回るネムリンの感じが”昭和のNHKの教育番組”のノリである。で、ストーリーはもっとシュール。都会に馴染めないバス停が業務放棄して失踪したりして(意味がわからん)イロイロあってネムリンの尽力もあり、田舎へ帰って案山子になる、というぶっ飛んだ話。前置きが長くなってしまったがこの「どきんちょ!ネムリン」でヒロイン?の大岩マコを演じていたのが内田さゆりさん(1972~)である。(写真右。左はネムリン。あたりまえか)一緒に見ていた妻と「この子演技は出来るけどパッとしないというか華がないよねえ」なんて言いながら見ていた(失礼!)

内田さゆりは1980年代を中心に子役時代から活躍した女優で、この「どきんちょ!ネムリン」をはじめとして東映特撮作品にもたくさん出演している。この「ネムリン」の時は12歳のはずだが4年生(10歳)の役なので実年齢よりも幼い顔立ちだったのかも。

 

すると今度は息子が「YouTubeで今日から「鳥人戦隊ジェットマン」(1991)をやる」とか言って見始めた。私は見た事なかったが、歌は知っているし、「戦隊シリーズ初のトレンディドラマ」とか言って当時話題になり、隊員同士の三角関係?についてテレビの投書欄にまでオトナの感想が載ったのを覚えていたのでちょっと興味があり一緒に見てみた。なかなかこれまたネムリンとは別な意味でシュール(笑)当時は戦隊シリーズが視聴率的に苦戦し、新機軸を打ち出したシリーズだったようだ。その「ジェットマン」でオトナの隊員に挟まれて高校生である早坂アコ/ブルースワロー役を演じていたのがこれまた内田さゆりなのだった。

あら、ずいぶんと垢抜けてかわいくなってるじゃありませんか!出演者の中で最年少(18歳)であったため視聴者の子供たちにも親近感を持たれて人気があったそうである。「ジェットマン」はこの後どんどんとドロドロの男女の愛憎劇?に入っていくそうなので、ちょっと見てみようかな?(笑)

内田さゆりは2001年の「百獣戦隊ガオレンジャー」にもゲスト出演しているが、その時の画像がこちら。

これまたすっかりステキなオトナの女性になっているじゃありませんか!(29歳)「ネムリン」の時には華が無いなんて思って失礼しました。ホントに女性は変わるなあ。内田さんはその後引退されたのか近年はメディアへの露出が全くないそうである。ますます大人の女性として素敵になっているでしょうし、もっと活躍して欲しかったなあ。残念です。