という決議が参議院で採択されたのですが、
"生活の党と山本太郎となかまたち" の
山本太郎議員ただ一人が棄権しました。
山本太郎議員には言い分があるようで、
いろいろ発信しています。
いろいろ発信しています。
さすがに、テロを非難しないということではない
ようなので少し安心しました (^_^)
ようなので少し安心しました (^_^)
(1)イスラム国が発生して、現在のようなテロ活動をしているのは、
イラク戦争に原因があり、日本もその片棒を担いだ。
日本の責任も検証されるべきだ。
(2)英訳して発信すべきだ。
(3)イスラム国に空爆しているヨルダンを名指しして
謝意を述べることで、
日本はイスラム国に敵対していると思われ、
日本国内でテロが実行される恐れがある
謝意を述べることで、
日本はイスラム国に敵対していると思われ、
日本国内でテロが実行される恐れがある
どうやら、この3点が気に入らなかったようです。
(2)の英訳して発信って、やってないんですかね?
時間差ができてしまう場合はあるようですが。
これは、他の2点と比べれば大したことではないような感じがします。
(1)については、ごもっともと思わないではありません。
日本だけでなく、世界の主要国には何らかの責任や関わりがある
ことは否定できないでしょう。
ことは否定できないでしょう。
キリスト教徒によるイスラム教徒への迫害が根底にあり、
そしてキリスト教国には日本を含む多くの国々が関わりを
持っています。
持っています。
日米開戦が、各国の思惑が複雑に絡み合った結果起きてしまったこと
であり、決して日本だけの責任ではないのと同様に、
イスラム国だけを一方的に断罪するのは正しくないように思います。
であり、決して日本だけの責任ではないのと同様に、
イスラム国だけを一方的に断罪するのは正しくないように思います。
ただ、テロというやり口については容認できるものではないですから、
この点には同情の余地はありません。
この点には同情の余地はありません。
(3)1つくらいは国名を挙げなければ、誰に対して感謝しているのかが
伝わりにくいのではないかと思います。
伝わりにくいのではないかと思います。
で、名前を挙げるなら、最もお世話になったヨルダン
ということになるのでしょう。
ということになるのでしょう。
山本太郎議員の言い分には矛盾があるように感じます。
(1)で、日本にもテロを受ける責任があるように主張しているのだから、
(3)でヨルダンと書こうが書くまいが、
国内でテロが発生する可能性はあるのではないか?
(3)でヨルダンと書こうが書くまいが、
国内でテロが発生する可能性はあるのではないか?
責任はあるけど、テロを受けるのは嫌だから、
イスラム国に対しては無関係を装うべき
という卑怯な考えにも読めます。
イスラム国に対しては無関係を装うべき
という卑怯な考えにも読めます。
与党のやることにケチを付けたいだけのようにも感じられるのですが、
どうなのでしょうか?
どうなのでしょうか?
そもそも、(1)については、意見の分かれる所ですから、
「全員一致でテロを非難する決議を出そう」
という目的の決議に、(1)を盛り込むのは無理筋としか思えません。
事前に話を通していたのですから、
自民党の吉田博美参院国対委員長が
お怒りになるのは当然でしょう。
敵である自民党からだけでなく、
なかまであるはずの野党からも非難されてしまいました。
数ある参議院議員の中で、山本太郎議員ただ一人だけが
決議の意味を理解できていなかったのでしょうか?
決議の意味を理解できていなかったのでしょうか?
反政府の主張をするのはいいのですが、
下手なやり方を続けると、
本当に "なかまたち" から見放されてしまうのではないか
と心配です (^_^)
と心配です (^_^)