マフラー? ストール? スカーフ? | ★ハッピーメーカー★こうたろうブログ

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「あれはスカーフ。ストールじゃないです」松島法相強調…問題化に「びっくりした」

松島みどり法相が、参院本会議に、「ストール」を着用していた
として、問題視されました。

それは、参議院には規則があり、「ストール」の着用が
それに違反していると考えられたからです。

「ストール」「スカーフ」も首に巻くもの
という程度の認識しかない私には、
「スカーフ」なら良くて「ストール」はダメ、
という論理もよくわからないものでした。



マフラー着用禁止された猪木氏「きまりよく分からない」と疑問 松島法相ストール着用問題

アントニオ猪木さんのトレードマークである赤いマフラー
この規則に違反しているとされ、議場内では着用できない
ことになりました。

マフラーはダメで、スカーフならいいのか?

猪木さんがおっしゃる通り、よくわからない規則です。




に以下の記述があります。

Q 議員の服装に決まりはありますか
A
本会議場や委員会室では、帽子や外とう、襟巻などを
着用してはならないと決められています(参議院規則第209条)。

また、本会議場では必ず上着を着用することが
先例で決まっています。

なお、平成17年(2005年)5月、議院運営委員会理事会では、
夏季(毎年6月1日から9月30日まで)における
院内の服装について、
「院内(委員会室を含む)においては、
上着、ネクタイを
着用しないことを可とする。

ただし議場については従来のとおり必ず上着を着用する」
旨申し合わせを行いました。

この規則が、どんな意図で定められたのかを考えてみると、

参議院本会議場は神聖な場所なので、
身なりを正しましょう

ということなのだと思います。

帽子、コート、マフラーを脱ぐのは、一般社会でも
客先に訪問した時のマナーになっていると思いますので、
この規則は、まあ妥当なのかなと思われます。

ただ、帽子、コート、マフラーに限定してしまっていることが
規則の適用に混乱を来しているような気がします。

規則を定めた意図から外れた適用がされているように
感じるのです。


身なりを正すという意図であるなら、
例えば、宮中晩さん会に出席してもおかしくない
ような服装が求められているわけです。
ちょっと大げさですが。

猪木さんなら、赤いマフラーで出席すると思います。
そして、天皇陛下を始め、誰もそれを失礼な行為だとは
捉えないとも思います。

なぜなら、赤いマフラーは、
もはや猪木さんの一部と化しているからです。


松島みどり法相も、それを着用して宮中晩さん会に出席した時、
他の出席者から違和感を持たれるようなものであるかどうかで
判断してみるといいのかもしれません。

服装がその場に適しているか、そうでないかは
個人ごとに感性が違いますから、
一概に規則で縛れるようなものではありません。

松島みどり法相の件にしても、
法相はこれで良いと思っていて、
野党議員は良くないと思っていることから、
「帽子、外套、襟巻の着用は禁止」のように
細かく決めても無駄なんだと感じます。

まあ、野党は与党の足を引っ張るのが仕事ですから、
感性とは別のきっかけがありそうですけど。


ストールとスカーフの違いですが、
ストールはマフラーと同じと言って良さそうです。

スカーフはマフラーとは明らかに異なると思われます。

しかし、規則には「襟巻」という表現がされているので、
スカーフでもタオルでも、首に巻いたら「襟巻」と言われても
仕方ないような感じがします。


松島みどりさんは、法務大臣であるわけなので、
スカーフを着用して議場に入るという、
李下に冠を正すようなことは
しない方が良かったのだと思います。


---- 参考リンク Wikipedia ----
ストール

スカーフ