ビットコインの世界最大級の取引所である、マウントゴックスが
取引を停止。
不正アクセスによって、顧客から預かったものを含めて、
114億6千万円が失われたそうです。
マウントゴックス社、民事再生法適用申請 「不正アクセスでコインが引き出された」
ビットコインの存在を知ったときから、
何やら怪しげな感じがしていましたが、
やはり、なんの後ろ盾も無い、
通貨とはとても呼べない代物だったようです。
既存法は適用外…自己責任必要な「仮想通貨」
マウントゴックスの破綻によって、
多額のお金を失った人も居るようですが、
なんの保障もされないのかもしれません。
アメリカでは、この事件をきっかけに、
政府の規制が入るはずだから、ビットコインの普及が進む、
なんて言ってる人も居るようですが、
未熟者淘汰で「普及進む」、強気の米業界
果たして、そうでしょうか?
この件に関しては、
中国国営通信社の方が、
現実をより的確に認識しているような気がします。
「幻想」を見抜くべき 中国国営通信社が警告
政府の規制が入るとしたら、
ビットコインを安全に運用する方向にではなく、
禁止など、ビットコインを葬り去る方向になる
ような感じがしています。
国家の信用に裏打ちされた保証があって初めて
通貨は成立すると思うのです。