まず、星一徹がどんな人であるのか、簡単にまとめておきたいと思います。
一徹は、太平洋戦争が激しくなったころ、巨人に入団します。
川上哲治 をして、天才 と言わしめるほどの 優れた三塁手 でしたが、
一度もプレーすることなく、戦争にとられてしまいます。
戦後、巨人に復帰しますが、戦争で 肩を壊して しまい、
三塁から一塁への送球もままならなくなっていました。
その肩を補うために、一徹は 魔送球 を編み出しますが、
川上 は、
「魔送球は投手で言えばビーン・ボール。
ビーン・ボールに頼らなければならないような選手は
伝統ある巨人軍から去るべきである。」
と 引退を勧告 し、一徹はそれを受け入れ、納得して巨人を去ります。
巨人を退団した一徹は、叶わなかった自分の夢を息子の 飛雄馬 に託し、
飛雄馬を厳しく指導します。
その甲斐あって、飛雄馬は巨人に入団し、いろいろあって、
大リーグボール で大活躍。
はじめは、飛雄馬を応援していた一徹ですが、あるとき中日のコーチに就任し、
敵に回った父 は、息子との死闘 を繰り広げるのです。
その結末は。。。
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