ハワイからの帰国の際に、飛行機内で見た映画が、最高に面白かったです。
その映画は、「ザ・タウン」と言う映画です。
もともと男くさい映画が大好きで、裏社会/マフィア物やクライムストーリ的な物が結構好きなのですが、この映画もこのジャンルに属すかと思います。
実を言うと、映画を何年にも渡って、数多く観てきたおかげで、ちょっとした特殊能力(?)が身に付いています。
映画が始まった瞬間に、全体から醸し出す雰囲気とかで、面白くなるぞと言うのを嗅ぎつけられることがあります。
この感覚になる作品に出合うのは、数年に1本ぐらいの割合でしかないのですが、久しぶりにこの作品からは、始まった瞬間に”ぞくぞく”と感じました。
若干、不満点(最後の終わり方と「ヒート」に似ている事)はありましたが、監督兼主役のベンアフレックの演出力は、素晴らしいと思います。
とにかく演技派を揃えていることで、人間描写がしっかり出来ていて、感情移入しやすく、あっという間の2時間でした。
特に、初めて見ましたがジェレミー・レナーの演技は、抜群でした。
(先日発表された、アカデミー助演男優賞にノミネートされていました)
映画を観終わった後に、しばらく身震いが止まらず、気を静めるために飛行機のトイレに駆け込んでしまった程です。
日本公開は本日からなので、ぜひ時間があったら、オススメです。