南條玲子~幻を見たのか? | 目玉おやじのブログ

南條玲子~幻を見たのか?

 1月2日(月)曇り

 東宝映画「幻の湖」のヒロイン・南條玲子の未来は明るいはずであった。

 何といっても東宝創立50周年記念映画のヒロイン、原作・脚本・監督はかの橋本忍で、その他も最強のスタッフ、主要な共演者は北大路欣也、関根恵子ら豪華キャストと、これだけの陣容をそろえた超大作は........、見事にコケた。そして映画自体が「幻」となった。

 このような不幸なスタートを切った南條玲子の行末は、①2時間ドラマの脇役 ②時代劇の町娘役 などであって、二度と「幻の湖」のような超大作のヒロインを射止めることはない。なんといっても「幻」ですから。
 でも、弱いんですなぁ~、こういうタイプの女優さんは。演技がどうのこうの、というレベルの問題ではないんです。映画も「幻」でも何でも結構、このようなタイプが好みだというDNAが仕込まれてるっていうか、そんな感じだ。
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 で、結局南條玲子はいつ引退してしまったのか?これも幻なのだろうか~・・・・・
注:写真は決して黒枠ではありません!





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 何を追って、何を求めて人間は走り続けるのか-?
 原作・脚本・監督の橋本忍は、黒澤明監督と「羅生門」以来よきパートナーとなり「生きる」「七人の侍」など多くの脚本を手掛けました。
 本作は、現代の事件をきっかけに400年前の戦国時代から遠い宇宙まで、見果てぬ夢を追い続けて生きる人間を描くネオ・サスペンス。1年以上の長期ロケーション、豪華スタッフ・キャストで永遠のロマンの世界を描き出します。
 主演はこの作品のために公募され、選出された南條玲子。さらに隆大介、星野知子、長谷川初範、北大路欣也、関根恵子ら異色のキャスト陣にも注目。
 現在でも、オールナイト上映では満席になる程多くの若い観客に支持される「幻の湖」。
これまでTV放映もビデオソフト化もされていなかった、まさに“幻”の作品がいよいよDVDで登場です。