バット吉永選手のローキックがスーザンハワード選手の右足に小気味よく音を立てるたびに会場内ならは


 オーッ


 って歓声が出まくったよねぇウインクウインクウインクウインクウインクウインクウインク


 こりゃ一気に行くのかぁ?


 とまで思ったはずだからね。

 

 けど、スーザンハワード選手の粘りも相当凄かった。


 第3ラウンドでは、スーザンハワード選手がバッグアンドブローが流れたところへすかさずバット吉永選手の反撃のワンツーで尻餅をついてバランスを崩し、ダウンカウントが取られてしまったのだ。


 ダウンカウント8で立ち上がってから再開後に、バット吉永選手のローの連打から押し切ろうとするが、スーザンハワード選手のパンチの応戦で仕留められない状況に。