拳法使いはある意味格好いいですね。
私は幼いころからジャッキー・チェンを見て少年時代を過ごしたので
カンフー映画は見て面白いものがあります。
私はカンフーなど格闘技は未経験ですけど見る分には楽しいもんですね。
今でもこのような映画のパッケージを見かけると手に取ってしまいがちです。
少林寺を舞台にした映画は沢山ありますが、
ジェット・リーがまだリー・リン・チェイと名乗っていたころにデビューした「少林寺」があります。
日本ではこの映画が大ヒットしました。
日本にはない犬を食べることが衝撃的だったのを覚えています。
リー・リン・チェイもスターの仲間入りをしましたが
ブームの下火により人気も低迷して不遇の時期を過ごすことになります。
その間に映画監督もしているけど鳴かず飛ばずで、「あの人は今」状態になっていました。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズで人気再燃するわけですがそれはずっと後の話です。
本作の主演のアンディ・ラウは30年以上もスター街道を突き進んでいるように見えます。
映画出演作も150本を超えて(いると思う)、
50歳を迎えて良い年齢の重ね方をしています。
この人はカンフースターというよりはアクション(銃)などをこなすスターであり、
重厚な演技をする役者であると思います。
若いころは、チョウ・ユンファ、ジャッキー・チェンと共演していて弟分のような扱いでした。
「酔拳2」で、カメオ出演をして「酔拳3」で主演をしています(それでも登場時間が少ない)。
やっぱりカンフーアクションスターというよりは演技派と呼ぶにふさわしい役者ですね。
本作の少林寺はアクション要素よりも、
人間の業が深く描かれている良い作品といえます。
1912年傲慢で高圧な将軍・侯杰(こうけつ)は
部下・曹蛮(そうばん)の裏切りに遭い、最愛の娘を失い、妻の愛情をも失う。
一瞬にして地位も愛情もなくした侯杰は自分がかつて迫害した少林寺に助けを乞う。
過去の過ちを悔い修行を続ける侯杰にかつての部下・曹蛮が少林寺を焼き討ちするために現れる。
候杰は慈悲を用いて曹蛮を悔い改めさせようとするが・・。
主演のアンディ・ラウは「インファナル・アフェア」で高い評価を得ています。
。
コウケツを裏切る部下にニコラス・ツェー。
アイドルなみのイケメンですが、演技も評価できます。
「孫文の義士団」で主人に忠実な召使役で高い評価を得ています。
そして第二のジェット・リーと言われるウー・ジンが少林寺の僧のリーダー格を演じています。
「インビジブル・ターゲット」で悪役を演じ
ニコラス・ツェーを叩きのめしたウー・ジンが今作では善悪の立場を入れ替えています。
私はこの役者が好きでねぇ)^o^(
童顔だけど40歳ですよ。
テレビ版「新・少林寺」は文句なしに面白いのでお勧めですね
そしてジャッキー・チェン。
言わずと知れた世界のスーパースターです。
還暦になった今も香港映画の重鎮として君臨しています。
アンディ・ラウの妻役でファン・ビンビン。
大塚寧々に面影が似ています。
「捜査官X」でドニー・イェンの妻を演じています。
美人妻としてこのような人が嫁だったら毎日がウキウキするでしょうね。
ちなみに「少林寺」「阿羅漢」で蟷螂拳を披露していたユエ・ハイも老大師として出演しています。
この人は役者なのでしょうか?
本物のお坊様なのでしょうか?
この作品はアクション重視よりもストーリー重視で物語が展開しています。
アクション描写もありますが私はストーリーに引き込まれました。
傲慢であった男が、仏の教えにより過去を悔い改め生きる。
この描写は見事です。
人が人を赦すときには何が必要なのでしょうか?
考えてしまう作品であり、名作であると感じました。

