連休や夏休みなどにいったん夜型の生活をしてしまうと、
通常の登校・出勤時間に起きるのが辛くなります。
普通の人は休み明けの数日間、
朝起きるのが辛いと感じても、
我慢すれば数日で慣れてきます。
これがうまくできない人が、
睡眠相後退症候群です。
体内時計のリズムが遅れるために起きる
睡眠障害(概日リズム睡眠障害)の中で
最もよく見られます。
特に心配事がなく、
いやなことを考えているわけではないのに、
朝方3~4時まで寝つけません。
いったん眠りに入ると、
比較的安定した睡眠が得られますが、
起きるべき時刻に起きられません。
結果として遅刻が続くようになってしまうことがあります。
睡眠相後退症候群の人の体内時計の状態を調べると、
普通の人より何時間か遅れています。
例えば、4時間遅れている場合には、
朝7時に体内時計は3時を指していますので、
まず起きることはできません。
やっと起きても午前中はボーっとして
頭がうまく働きません。
特に若い人が多く、夏休みや冬休みなどの
長い休暇や受験期の昼夜逆転生活がきっかけとなることが多いようです。