あなたにお願いがあるのですが、
これから私の言うことを少しだけ
想像してみてください。
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明日は、あなたのお友達の結婚式です。
あなたは友人代表として
結婚のスピーチを頼まれました。
100人の参列者の前で
スピーチをしなければなりません。
友達の新郎新婦が
ひな壇に座ってあなたを見ています。
100人の参列者のほとんどが
知らない人ばかり・・・
何人かいる友達はニヤニヤしながら
あなたを見ています。
新郎新婦の親御さんや親戚の人たちが
硬い表情であなたを見ています。
緊張をほぐすため、と思って用意していた
ギャグはおそらく通用しないでしょう。
大切な友達の結婚式。
絶対に失敗できません。
会場全体はシーンと静まり返って、
冷たい視線があなたを突き刺します。
そして、緊張がピークに達した瞬間…
…考えていたスピーチの内容が
緊張で全て吹っ飛んでしまいました。
何度も読み返して完璧に
暗記したつもりだったので、
スピーチの内容が書かれた紙は手元にありません…
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…
…
…
本当に想像してみてくださいね。
こういう日が来ないとも限りませんから、
是非、今想像してみてください。
…
…
…
どうですか?
ドキドキしませんでしたか?
リアルに想像すればするほど、
体はそのイメージに反応して緊張するはずです。
現実には結婚式などないし、
明日になっても何もおきません。
でも、あなたの体は反応したと思います。
結婚式でなくても構いません。
商談で、取引先のお偉いさんを相手に
プレゼンテーションをするイメージでも
OKです。
学生さんなら、全校生徒の前での演説でも
OKです。
どうして最初にこんな話をしたのかというと、
これからする話の前に、
人間の体や脳というものが、
イメージすることによってどれだけ
実際に反応するのか、ということを
体感してもらいたかったからです。
前ふりが長くなってしまいましたが、
ここから本題です。
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■最初に『不眠』を意識した時の事を覚えていますか?
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あなたがもう何年も不眠症に苦しんでいるのなら
覚えていないかもしれませんね。
でも、どこかで「私って不眠症だ…」と
“意識”したはずです。
たとえば、
3日に1回のペースで眠れない日が来るとします。
そうすると、
「私は3日に1回は眠れないなぁ…」
と思うようになるでしょう。
現実がそうなのだから、それは当り前のことですよね。
そうしていくうちに、
「私は、不眠症だ」と。
不眠症でいることが当たり前なんだという、あなたの中で、
ある種の常識が出来上がってしまいます。
あなたは現在、このような状態ではないでしょうか。
もし「YES」なら、まずはその意識を変えるところからが、
本当のスタートです。
なぜなら、「私は不眠症」という先入観が強くなればなるほどに、
あなたの不眠体質は、より酷く発展してしまう可能性が
あるからです。
つまり、どういうことかと言うと…
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■あなたは『便秘が当たり前の自分』を演じている
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ってことです。
「私は不眠症だ」と、自分に言い聞かせたり、
「私って不眠症なんだぁ」と人に言ったりすることで、
あなたの先入観はどんどん確立されていきます。
最初にした結婚式のスピーチの話を思い出してください。
私の話を、あなたがきちんと想像してくれたなら、
多少は心が動揺したと思います。
人間の“想像(イメージ)”の力を侮ってはいけません。
見えないものなので、にわかに信じることができない
かもしれませんが、
強く強く思い込むことで、本当にそれを現実にしてしまう
生き物が人間なのです。
実際に結婚式のスピーチなんかなくても、
体が反応してしまうのが人間です。
先入観によって、本来の身体状態以上に、
不眠体質を促進させてしまうのが人間です。
では、どうすればいいの?
という話になると思うのですが、簡単な事です。
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■その“逆”をイメージしてください。
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そう、逆です。
「私は不眠症だ」という反対のイメージ。
毎朝スッキリ目覚めて幸せを感じる自分…
心も体もスッキリしている自分…
病気とは無縁で健康的な自分…
不眠症を克服し、理想の体を手に入れた自分を
イメージするのです。
ちょっとやそっとの想像では不十分です。
なぜなら、
「(私はもう不眠症じゃない!)」
と、ちょっとイメージしただけでは、
↓
「(・・・なーんて言ったところでそれは無理だけどね)」
と、無意識のうちに心のブレーキが働いてしまうからです。
これでもか!ってくらいに
イメージを繰り返す必要があります。
車を運転している時…
お風呂に浸かっている時…
散歩している時…
ベッドに入って寝るまでの間…
最初はどうしてもトレーニングの期間が必要ですが、
意識して繰り返しイメージすることによって、段々と
自然にイメージできるようになるはずです。
そして、あなたの体は変わり始めます。
体が不眠症を克服するための準備を始めるのです。
この準備ができているのといないのとでは、
雲泥の差です。
この話は、何も不眠症に限ったことではありません。
自分は体臭が酷いんだという先入観があればあるほど、
より体臭は酷くなっていきます。
自分は頭が悪いと思いながら勉強したって、
勉強量の半分の知識すら頭に入ってきません。
自分は一生デブから抜け出せないと思いながら
ダイエットしたって、絶対に痩せません。
何かを変えたければ、その前に、体に準備をさせることが
一番の近道だといえます。
どろどろの田んぼに家は建たない、という話ですね。
今日からイメージを実践してください。
そこからあなたあの体は、本当に変わっていきます。
稲葉敦志