不眠症の中でも最も一般的であり、
多くの方が悩んでいる症状が
この【入眠障害】です。
その名の通り、布団に入っても寝つきが悪く、
なかなか眠れないというものです。
電気を消していざ眠ろうとしても、
心配ごとや精神的ストレスなどが
頭をよぎって眠れなくなります。
そもそも寝つくまでの時間には個人差がり、
横になるとすぐに寝入ってしまう人もいれば、
20~30分以上かかる人もいます。
はっきりとした数値で入眠障害を
規定するのは難しいのですが、
一般的には寝つくまでに30分~1時間以上
かかる場合を入眠障害としています。
◎寝つきが悪い2つのパターン
日本では成人の8.3%が入眠障害を
経験しているというデータがあります。
寝つきが悪い人には大きく分けると、
次の2つのパターンが考えられます。
①精神生理性不眠(神経症性不眠)
昼間、ストレスになることが
あって夜寝つきが悪くなった、
ということは誰でも経験があると思います。
例えば、試験の前日や、学生時代の修学旅行の
前の晩に寝つけなかったなど、いつもと違って頭が
さえるような原因があると寝つきが悪くなります。
試験などの心配事で頭がさえて寝つけないとしても、
その心配事はいつか消えてしまうものです。
しかし、眠れないのではないかという
心配をもち始めると、毎日このことを心配し、
頭がさえて寝つけない状態になります。
こうなってくると、
毎日寝つきの悪さで苦しむことになります。
②寝床に早くつきすぎている
年をとって生活にゆとりができると、
早く床に入ってしまいがちになります。
ただし、あまりに早く床につきすぎると、
体内時計による自然な眠りの準備が
始まっていない状態なので寝つきが悪くなります。