昼間眠くなる過眠症には、
次の2つのケースが考えられます。
①ナルコレプシー
ナルコレプシーの特徴には、次のようなものがあります。
1.昼間にどうしてもこらえきれない眠気が襲う。少しでも眠るとさっぱりする
2.笑ったりびっくりしたりすると、体の力が抜けてしまう
3.寝入りばなに金縛りになりやすい(睡眠麻痺)
4.寝入りばなに怖い夢を見る
この病気が始まるのは10代が多く、中年期以降に始まるのはまれです。
中年期以降ではむしろ睡眠時無呼吸症候群の可能性が高くなります。
②その他の過眠症
ナルコレプシーのような特徴的症状がなく、
ただ昼間眠くなり、いったん眠り込むと
目が覚めるまで1時間以上を要する特発性過眠症があります。
まれに強い眠気に襲われ眠り続ける時期(傾眠期)が
年に何回というように繰り返して現れる反復性過眠症もあります。
「不眠とは、寝つきが悪いこと」だと一般的に思われていますが、
途中で目が覚めてしまうことや、早くに目が覚めてしまうこと、
それに、熟睡感がない場合にも不眠と呼ばれます。
また、些細な心配ごとや悩みがあって眠れない、
慣れない旅行先で眠れなくなったという経験は
誰にでもあると思います。
このような一時的な環境の変化や心理的ストレスで
数日間眠れないものを一過性不眠といい、
1~3週間持続するものを短期不眠といいます。
これらの不眠は原因が解決すれば、
やがていつも通りに眠れるようになるのがほとんどです。
一方、1ヶ月以上の不眠は長期不眠といい、
その背景には肉体的な病気(喘息、心不全、膠原病)や
精神的な病気(うつ病、精神分裂病、神経症)などが
原因となっていることがあります。
