人間とは不思議なもので、脳に、自分を守る機能が自然と備わっているという。
元夫と縁が切れてもうかれこれ5年以上。別れた当初は彼にされたこと、言われたことを思い出しては眠れなくなったり、彼にまだ監視されているかのような気分になって外に出るのが嫌になったりと言う事が多かった。
でも、あれだけのトラウマ体験をしながら、今となっては事柄によってはあまりディテールが思い出せない事もある。これは人間には自分を守る機能があって、本当に酷いトラウマはある一定期間を過ぎると脳が忘れてしまおうとするのだと聞いたことがある。テロとか、傷害事件とか、一生忘れそうにない様なトラウマを経験をした人でも数年後、人生を謳歌している人も沢山見る。それと同じなんだろう。
もちろん、今でもたまに、何かの香りとか、音とか、何かきっかけがあって、その時の感情がふと戻って来て心が締め付けられるような思いをすることもある。でも数年前に感じていた生々しさはない。
振り返ると今の自分と、結婚していた当時の自分とでは全く別の人間の様だ。結婚当時はある意味、人生を諦めていた。こんなもんなんだ、私の人生って。と。結婚生活の終わりごろには、暴れる夫を呆然と眺め、それに立ち向かう気力もなくなっていた。
そこから自分の殻を破って「こんなんで終わってたまるものか!」と言う、本来の自分が戻ってきた時、離婚を決断した。今では、私をとりまく世界全てが変わった。
自分を第一に、自分を大切にすることによって、今では私を大切に思ってくれている人がいる。
自己中心的な考え方みたいだが、自分が満たされているから、相手も満たすことが出来ているのだと思う。
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