こんにちわ!
ついにLogic Pro Xがリリースされました!!インターフェースの大幅な変更はとてもいいですね!Logic X のレヴューは次回行います!
さて、今回はLogic 9を使った打ち込み、前回の続きです。
前回はLogicの起動からピアノロールへの音符の挿入、ソフトウェア音源の追加までをご紹介しました。
今回はさらに各音色を理想とする音色に近づけるために
ソフトウェア音源の音色編集、エフェクターの追加方法について紹介していきます。

この画像で左側に表示されているのが現在選択されているトラックの情報です。
現在選択されているトラックは横長の赤丸部分、トラック3のDiveですね。
左側赤丸部分の上の方にもDiveと表示されています。
その下には
EVOC FB
Compresso
ChanEQ
Limiter
と書かれた青いスロットがあります。
これが現在このトラックにかかっているエフェクターです。
灰色の空白のスロットには新たにエフェクターを追加できます。
ChanEQをダブルクリックしてみましょう。

このようなウインドウが表示されます。
これがこのトラックにかかっているChanEQの設定です。
グラフの方を直接ドラッグして直感的にイコライジングできます
下の数値を上下にドラッグする事で微調整も可能。
かなり頻繁に使用するエフェクターなので使いこなせれば作業スピードは格段にあがります!
また左上のバイパスをクリックすればこのエフェクターをバイパスできます。
設定はそのままなので、再びバイパスをクリックすればエフェクターは接続されます。
次はエフェクターの解除と変更です。
エフェクタースロットのChanEQにマウスポインタをあわせて、
右クリックを押しっぱなしにしてください。
するとこのようなウインドウが表示されます。
このウインドウではクリックを離した時点で決定になります。希望の項目のうえにマウスポインタをあわせるまではクリックを押したままにしてください。画像の一番上は現在のエフェクターChan EQが表示されています。
その下には プラグインなし と書かれていますね。
ここにマウスポインタを重ねてクリックを離せばChan EQは解除され、空スロットになります。
※一度解除してしまうと、もう一度同じエフェクターを接続しても前回の設定は記憶されません。
絶対に使わないエフェクター以外は解除せずにバイパスにしておきましょう。それではここで使用できるエフェクターの説明を簡単にしておきます。先ほどの画像上から
Amps and Pedalsギターやベースをオーディオ録音した際にアンプとして使用できます。
ボリュームを上げたり、アンプの歪みや暖かみを音に加えます。
Pedal Board ではコンパクトエフェクターを実際のフットボードのように並べて使用できます。
Delay音にエコーのような反響を加えます。
Distortion音に歪みを加えます。
Dynamics音を均一に整えるコンプレッサーやピークを抑えるリミッターなどのエフェクター類です。
EQ一つの音の中で低音だけを持ち上げたり、高音だけをカットしたい場合に用います。
様々な帯域の音を自由に上下できます。
Filterフィルターはオーディオ信号の周波数を増幅または抑制してオーディオの音質を変化させるものです。
Imagingイメージングは音像を操作するツールです。サウンドに幅や奥行きを与えられます。
Meteringメーターリングは音の変化には関係ありませんが、音の大きさ等をメーターで視認できるため
音作りにはかかせないツールです。
Modulationモジュレーションはコーラスなど音にうねりなど、動きと深みを与えるエフェクターです。
フランジャーやフェイザー、コーラス等があります。
Pitchピッチは文字通り音の音程、音階を操作するツールです。
Reverbリバーブは音にお風呂場やコンサートホールのような響きを加えます。
こちらも非常に重要なツールです。
Specializedスペシャルエフェクトはノイズ除去などオーディオ作成時に使用する特殊なツール等です
Utilityユーティリティではサラウンドマスターチャンネルストリップ形式の変更など特殊な設定等に使用します
エフェクターはこれらのカテゴリーの中にさらに多種多様のプラグインが設けられています。
それぞれの詳しい使い方は
Logic Pro 9 エフェクトでご覧ください。
次回はソフトウェア音源の操作とシンセサイザーについて紹介していきます。