今回はLogic Pro Xおよび9でのストリップサイレンスをご紹介します。
ストリップサイレンスとは、録音したオーディオリージョンの無音部分、ノイズ部分を
自動的に検出してカットしてくれる機能です。
波形編集でノイズ部分を無音化したりリージョンを手作業でカットするにはかなり時間もかかります。
この機能を使う事で編集時間の短縮とストレス軽減につながると思います。
それでは左上の画像赤丸部分をクリックしてツールバーを表示させます。

画像のようにツールバーの上で右クリックでツールバーのカスタマイズウインドウを表示します。

ウインドウ内からストリップサイレンスにチェックをいれ、OKをクリックします。

ツールバーにストリップサイレンスが表示されます。
ノイズカットしたいトラックを選択した上でツールバーのストリップサイレンスをクリックしましょう。

このようなウインドウが表示されます。
このウインドウでノイズ・無音部分をどのようにカットするかを編集できます。
しきい値
どの程度の音までカットするかを決める値です。
この値が大きいほど、大きい音までノイズと判断してカットするようになります。
無音として扱う最低限の時間
この値が小さいほど無音と判断される時間が短くなります。
そのため波形の中のわずかな空白部分まで無音として扱うようになります。
プリアタック時間
この値がカットの開始前に余裕をもたせる秒数になります。
ポストリリース時間
この値がカットの終了までに余裕を持たせる秒数になります。
ゼロクロッシングを検出
ここにチェックを入れるとオーディオをカットする位置が必ず0の位置になります。
数値の編集がおわりましたらOKをクリックでリージョンは分割されます。













