ちょっと雪道ドライブに行ってみました。 | Ultimate Benz Tech Official Blog

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車検整備メンテナンス、スペシャルな足回り、エンジンOHから怒涛のエンジンチューニング、お好みのインテリアまで、お客様の求める何かが必ず見つかります。

どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

皆さんのメルセデス達が生まれたドイツ、実は日本で同じ緯度を探すと北海道より北、首都ベルリンの月別平均気温も20℃を越えることのない涼しい、寒い国です。山岳地帯、森林地帯、平坦なところ、その表情も様々です。


そのような国で設計され、生まれるメルセデス達ですから雪道は得意なはず。(逆に熱い国は苦手なのもうなづけます。)  日本の自動車運転教習所で教わるような雪道での2速発進は、ほとんどのメルセデスが普通に毎日行っていることでもあります。


さて、業務とちょっとしたリラックスのためにスタッドレスタイヤを履いて愛車の1台、W201 190 2.5-16で雪道ドライブをしてきました。 東京を出て伊香保方面へ向かい、一般道を通って茨城県方面へ、そして東京に戻ってきました。約400kmほどです。

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私のW201はR129と同じく、以下のようなモディファイをしています。

・M102エンジンヘッドOH、ゴールドヘッド(ライトチューン)&アーシング&ULTRAプラグコード

・UBT/ITGエアクリーナー

・UBTパワーラジエター&セラフィムレーシングクーラント

・UBTパワーオルタネーター 14.5V / 135A 100Aバッテリー装着

・UBT/JMO スーパートルコンおよび24段フルードクーラー

・イリジウム パワー スパークプラグ

・R129用F/RキャリパーおよびF300mm/R275mmスリット入りローター、Specαブレーキパッド

・UBTステンレスメッシュ ブレーキホース(スイベル構造)

・W210 用Spec αショックアブソーバー、およびΩ用スペシャルコイルスプリング

・スペシャルオフセット F7.5J R9J 17インチ AMG 3Pホイル

(12本のホイルをばらして4本にセットアップ、スペーサーなし) →スタッドレスタイヤ装着時 W210純正16"ホイル F Dunlop DSX-2 R Falken Espia EPZ (前後異銘柄選択理由は後述)

・Wako's SFVを一度投入し走行後、オイル交換時にCore+501を添加。


通常毎日の足として活躍してくれているこの車ですが、燃費は都内で通常7.5km/L、エアコンガンガンの真夏の都内でも6.9km/Lを切ることはありません。 今回Core 501を入れて旅立ちました。


今回出発した時は降っていなかった雪ですが、伊香保で一泊した日に一晩で25センチの積雪。途中通った赤城山では30センチを越えていたようです。 そんな大雪の凍りついた駐車場でもエンジンはいつも通り一発始動。 


走り出すとヒーター/エアコン全開、シートヒーター常時オン(私のはヨーロッパ並行車両なのでシートヒーター付きです)、ワイパー、リヤデフォッガー、ヘッドライト、フォグランプ、カーナビ、ステレオ・・・ ノーマルだったらあっという間に値を上げる電力消費量ですが、100A バッテリーとそれをしっかり支えるUBTパワーオルタネーターがしっかりとサポート。  何の不安もありません。


雪道の、一般道走行が半分以上を越えるこんな状況の中でも最終的な燃費は11.5km/Lを記録!! (タイヤ外径は夏タイヤと同じ=誤差なし)  初めはFuel Meterの針が全然動かないため、メーターが壊れてしまったかと思いました。 何しろ途中(写真1枚目)は外気温マイナス9.5度、ウインドウオッシャーが凍りついた温度だったからです。 確実で強い点火とCore 501の潤滑力だと実感しました。


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今回選択したスタッドレスタイヤについてです。

F Dunlop DSX-2

R Falken Espia EPZ


Fは「がっちりしっかりゴム」と名付けられた新配合ゴムが低い温度ではやわらかさを保持し、雪道&凍結路面をがっちりつかみます。 逆にドライ路面などでタイヤの温度が上がっても温度による柔らかさ(ブロックの腰砕け)を抑制し「しっかり」しているので、まるで夏タイヤのように走れてしまいます。 これにより常に抜群のステアリング追従性能を確保。 テトラピックというミクロのマキビシが凍結路面に食い込んで「ぎゅっ!」と止まります。


Rは「マイクロエッグシェル」という、卵の殻が配合されたトレッド面のブロックが雪道、凍結路をきっちり掻きだし性能を誇り、よほどのことでなければスタックしたりしません。 また乗り心地が良く、雪道の乗り心地を確保。

水分の多くなりがちな後輪周辺も耐シャーベットアイス性能、水はけ性能の高い設計で安定した駆動力を確保。

足元の悪い路面でしっかり駆動することは車両の安定に大きく貢献します。

このように性格(長所)と実力を知り尽くしていれば前後異なった銘柄のタイヤを選択することも、立派な「チューニング」です。 これはあるお仕事でこの2つの銘柄の設計、開発をされたご担当者様と一緒にそれぞれをテストできる機会が与えられて分かったことです。


この雪道ドライブで気がついたことがあります。W201の雪道性能、タイヤの素晴らしさ、そしてなによりスーパートルコンの特性が雪道をとても走りやすくすることにも一役買っていたということです。


スーパートルコンはノーマルトルコンに比べてトルコン本体が小さく軽量化されています。

これでまず慣性の法則によりエンジンの吹け上がりが鋭くなります。ちょうどフライホイールを軽くするのと同じです。 また特別設計の内部構造でトルコン内部のトルク伝達能力がリニアに、そして大幅に上がります。 これによりアクセルに対するコントロール精度が上がり、アクセルでの車のコントロールがしやすくなります。 「チョろっと、そっと」が雪道の鉄則ですが、その部分でのコントロールが楽で、大変疲れにくいドライブとなりました。


ただ速く走るために行うのがUBTのチューニングではありません。「より快適に、より安全に」が私たちUBTのチューニングの基本であると私自身再認識した雪道ドライブでした。 ちなみに私はシークレットウエポン、「雪道スペシャル」のブレーキパッドを装着して出発しました。


「雪道スペシャル??」 ご興味のある方は直メールにてお問い合わせください。 2006年、北海道で行われたWRC Rallye Japanにお手伝いして上位常時入賞チームから得たテクニックがここでも生きています。


皆さまのメルセデス達も「もうちょっとこうしたい」というご希望があればなんなりとご相談ください。

よろこんでお力にならせていただきます。


どうぞよろしくおねがいいたします。