オーバーホール中のM104 S6 / M120 V12のヘッドです。
搭載車両はS6ですが、V12エンジンの片バンクは同じものがつかわれています。
(部品番号はバンクによって104品番と120品番があります)
走行距離10万キロを迎えるにあたり、今回のオーバーホールになりました。
ピストンもUBTオリジナルのオーバーサイズに組み替えて、SL 320→SL 330?になります。
エンジンのチューニングについて大変多くのお問い合わせ、そしてオーダーをいただきますが、UBTの考えるチューニングは「調律」です。 経年劣化によって失ったパワーをファクトリーアウトの状態にすることも立派なチューニングです。
パワーアップとチューニングは似て非なるものです。 設計時の状態よりパワーを出す、いわゆるパワーアップには必ずリスクが伴います。 耐久性を無視していたずらにピークパワーを求める考え方は、UBTのポリシーとは反します。 たとえば「予選1発で壊れてもいい!その代りタイムを出したいから!」という考えならそれもあるでしょうが、基本的に「実用車」であるメルセデスにおいてその考え方は現実的ではありません。
リスクを回避しながら可能な限り効率をアップし、さらなるパワーを耐久性とともに実現すること、これこそがUBTのチューニングです。
オーバーホール後のエンジンの軽さとスムースさに、きっと大変満足していただけると思います。
