どれだけ準備をしても
学んでも
どうしても動けないでいるとしたら、
自分の中の疑いのこころが邪魔をして
いるのかもしれません。
そういう私も、昔から、かなりの完璧主義で
なんでも、かんでも、そうなんですけど、
「もう、他に落ち度はない」と思うぐらいに
いろんなことを完璧に準備するタイプなんです。
ところが、それでも動けない。
ところが、それでも満足できない。
周りからしたら、もう十分に満ちていても
まだまだ何かが足りない気がする
そういう性格だったんですよね。
ある意味不安が強すぎて
足るを知らない。
この理由は、なんだろうかと考えた時
「ああ、私は疑い深いんだ！」
「そうか！」と気づいたものでした。
この疑いがあると
当然、
自分も、他人も、目の前の現実（世界）も
それ、そのままに、正しくなんて見えてきません。
そうか、そうかと思った私は、
この、自分の中の「疑い」をテーマにして
癒しを進めたんですね。
すると、どうなるかと言うと
自分に対する誤解も消えて
他者に対する誤解も消えて
目の前の世界がよりクリアに鮮やかで
みずみずしく見えてきたんです。
それぐらいに、自分の中の疑いが
自分を小さな枠に閉じ込めては
自分を始めとする、この世界の全てに対し
「誤解をしていたんだな。」と思えたものでした。
そして、いつまでたっても足りない自分を手放して
足るを知るようになった時、
もっと、もっとと焦る気持ちが癒されて
自分の中にすでにあるもの
それは、
目に見えない物に対しても
目に見えるいろんな物に対しても
「ああ、もう私は十分なんだ」と思えてきて
なぜか、そんなに食べなくても
満足ができるようになってきました。
（これは明らかに変わりましたね。
私は足るを知らないから、食べすぎては、
太りやすかったんだと、しみじみ感じました。）
そうやって、自分もこの世界に対しても
捉え方が変わった時に
いろんなことが起こるんですよね。
だから、また
肩の力を抜いては、自分らしく
楽に生きられるような気がしています。