私たち人間は、誰しもがみな、心や身体とともに、魂を持つ生き物です。
そのため、その事実を認めるか否かに関係なく、
人間としての私と、霊的な私が同時に存在をし、この地球上に生き、活動をしています。
この魂というのは、
私たちがよく知るように、命を司るだけでなく、あらかじめ願いや方向性というものを兼ね備えています。
また、この魂の働きかける力というのは、普段の私たちが想像するよりも、遥かに大きな影響力となって、日々、私たちに働きかけています。
そのひとつに、願いを持ってこの地上に転生をしてきている事実があります。
そのうえ、生まれた時の家族を選んでいるのも、実はこの魂の影響だったりします。
(つらい経験が多かった方には、それ相当の大切な理由と隠れたギフトがあります。)
そういったことからも、
この存在に気付けるか、気付けないかで、人生は大きく変わっていきますし、
魂の願いと、宇宙の願いや方向性に則って、お互いの成長のために、この地上に来ていることに気付くことが出来れば、
日々ある、苦しみの理由にも理解が出来るかもしれません。
つまり、それぐらいに大きな力に影響され、育まれ、私たちは存在しているのです。
そのため、何かしら願いを持つときには、
人間としての望みの方向性
(健在意識の望み)
魂の望みの方向性
(潜在意識の望み)
これらの方向性(ベクトル)と原動力のエネルギー(よろこび、愛)が一致をした時に大きな力となって、
願いが叶うということが起きてきます。
しかし、ほとんどの方がこの事実を忘れ、意識をすることなく、外側の影響に惑わされながら、道を定められず、迷い続けることにより、
思うように生きられなかったり、人生に心からの満足や、しあわせを感じられずにいます。
そういったことから、私は、
魂の存在の重要性や、多くの方が魂の願いを意識すること、またそれに添って、人間としての生き方を定めていくことをおすすめしていたりします。
それというのも、人生という時間は大変短いものです。
後悔を残すことで、課題や目的を後世に残すことよりも、この貴重な転換期を利用することが出来たならば、
この人生だけでなく、その後の人生や在り方にも大きく影響が出てきます。
もちろん、人間としての私のために、経験のひとつとして、迷い続ける人生もあって良いと思うのてすが、
もし今、すべてが揃っているはずなのに、何かしら満足出来ない、虚しさを感じる、納得出来ないでいるとしたら、
この魂の存在と、その願いや方向性を忘れてしまっているからかもしれません。
また、本当に大切にしたい自分の中の原動力を、うまく活かせていないからこそ、虚しさや、やりきれない想いが募るのかもしれません。
そのため、ぜひ、何かしら思うように生きられない時には、
忘れてしまった自分の一部や、本来の自分とはどのようであるのかを想いめぐらし、ご自身の目覚めへと繋げていただければと願うのです。
これにより、
既に自分が知っていたはずの、世界の可能性が変わること、そして自分の人生の新しい扉が開いていくことになることと思います。