先日、レジェンド先輩の膝を施術させて頂きました。
 
 
先輩の膝の症状は、
左膝の内側側副靭帯損傷でした。
 
※右膝を後ろからみた図
 
内側側副靭帯は膝の内側にある靭帯。
関節の内側で脛骨と大腿骨を繋げて、
膝の外側からのストレスに抵抗することで、
関節の内側部分が開きすぎるのを防ぐ役割をする。
 
ここで、ふと立ち止まる黄昏さん。
 
靭帯と腱の違いは何だっけ?
靭帯と筋肉の役割の違いは?
腱と筋肉の関係は?
 
あやふやな理解に留まってましたが、
すっきりとシンプル教えてくれるイラストを発見。
 
※ゴローさんのイラストの引用
 

 筋肉と腱

筋肉は関節を跨ぐように付いていて、
伸び縮することで関節を動かす役割。
 
腱は筋肉の両端の固い紐状の結合組織で、
筋肉と骨を繋ぐ役割。
 
ということは、
筋肉が断裂したりすると伸び縮みができなくなるので関節を動かすことが出来ず、
腱が切れてしまうと筋肉そのものが動かせなくなるので当然関節も動かせない。
 
つまりは、筋肉や腱断裂の場合は、
その筋肉が担当する関節の運動機能が奪われる。。。
 

 靭帯

骨と骨を繋いで関節を安定させる役割。
靭帯には関節を動かす働きはありません。
 
靭帯が損傷すると、出血するので炎症や腫れが起こりますが、炎症や腫れが引くと筋肉で関節は動かせる。
 
でもでも、
靭帯は関節を繋ぐ補強パーツだから、
補強パーツがきちんと機能しないと、
関節がズレたり、外れたりしやすくなる…。
 
靭帯が切れてしまうと、
自然にはくっつかないので再建手術が必要に。
 
損傷の場合、保存療法として靭帯には手を入れず、周囲の筋肉を鍛えて関節の安定性を補強するのが一般的。
 
ただ、筋肉でどれだけ補強しても、靭帯がしっかりしている場合に比べて機能的には劣り、
特にスポーツ選手の場合はパフォーマンスが大きく落ちてしまうリスクが高いそうです。
 
なお、調べてみると、
靭帯損傷には3つのグレードがありました。
 
グレード1:損傷範囲が小さく捻っても痛みがない
グレード2:損傷範囲が大きく捻りの痛みも大きい
グレード3:靭帯が断裂し脚を付くことも捻ることも出来ない重症
 
お聞きした症状から推測するに、
先輩はグレード2相当だったように思えます。
 

 

 靭帯損傷への氣の施術


今回は靭帯断裂ではなかったので、
患部を挟むように氣を当てて、
まずは痛いの痛い飛んでけ〜とします。
 
そして、まるでアニメの世界のように、
キラキラ🌟🌟と損傷部位が再生して、
元に戻るメージを持って施術しました。
 
施術した2日後に連絡があり、痛みは少しあるけど、
スゲー良くなったと嬉しいご連絡がありましたが、
その後はどうかな〜。
 
何れにせよ、氣の施術で痛みが消えたとしても、
補強と予防のために、周囲の筋肉の補強は必要。

勿論、専門家による診断も。
 
先生ならどのような施術をされたでしょう?
断裂の場合はどうだろうか?
氣の施術をすると、
どのようなメカニズムで痛みが消えていくのか?
 
次の個人レッスンの時にお伺いしてみよう。