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横書き文書で文の終わりに打たれる点である。
約物のひとつであり、図に示すようにベースライン上に置かれる。
英語圏では『period』または『full stop』と呼ばれる。
アメリカ英語ではピリオドと呼ばれることが多く、イギリス英語ではフルストップと呼ばれることが多い。
日本語の縦書き文書では句点(文の終わりを示す約物)に専ら「。」が用いられる。
横書き文書では「。」を用いる流儀と「.」を用いる流儀があるが、普通はいずれか一方に統一され、混用されることはない。
なお、公用文では、文化審議会の建議である『公用文作成の考え方(2022年)』に於いて、句点には「。」を用いることとされている。また、公用文作成の考え方の解説では、学術的・専門的に必要な場合等を除いて、句点に「.」は用いないこととされている。
日本語ベースで欧文交じりの横書き文書では句点として、「。」、「.」の両方が混用される場合があり、その使い分けはその直前の文字種に合わせるといった流儀もある。
また、数式や欧文文字をある程度用いる理学系の文書などでは、統一性の観点から「.」に統一しているものも多い。
欧文(ラテン文字、キリル文字等で記述された言語による文)では、専ら文の終わりに終止符が用いられる。
アルメニア語では「 : 」である。