皮革に似せて、石油等を原料に作られた人工素材。

模造品の皮革という意味合いを込めて、別名で人造皮革とも呼ばれる。対して、本来の皮革を天然皮革、本皮という。
合成皮革・人工皮革は別物であるが一般的に混同されており、共に俗称として合皮と呼ばれる。

安価な素材として利用される他、動物の犠牲を避けたいと望む菜食主義者等向けのヴィーガンレザーとして、植物由来や化学合成による原料を使う製品も増えているが、近年では余剰となった動物の本革が廃棄される問題も生じている。

合成皮革は、天然の布地を基材とし、合成樹脂を塗布したものである。
人工皮革は、マイクロファイバーの布地(通常不織布)に合成樹脂を含浸させたもの、またはそれを基材とし合成樹脂を塗布したものである。衣類や靴に使われるのは、主にこちらである(クラレ社のクラリーノなど)。

塗布剤にはポリ塩化ビニール(ポリビニールクロライド、polyvinyl chloride [PVC]と表記)やポリウレタン(ウレタン樹脂、ウレタンゴム、polyurethane [PU]と表記)が、含浸剤にはポリウレタンがよく使われる。

また、表面加工により、スエードと銀面に分けられる。