急性皮膚病の一つ。痒みを伴う紅斑が生じる。
一種に、血管性浮腫と呼ばれる病態があり、これはクインケ浮腫ともいう。
また、アナフィラキシーショックの一症状として【蕁麻疹】が出現することがある。
アレルギー性には、食物性と薬剤性がある。非アレルギー性には、寒冷により生じる寒冷蕁麻疹など温度や刺激によって生じるものや、日光蕁麻疹、ストレスを感じた時に生じるコリン性蕁麻疹がある。
発症原因は⅔が判明しないが、対症療法として第二世代抗ヒスタミン薬（第一世代抗ヒスタミン薬より鎮静作用がない）が第一選択薬として治療に使われる。