渦巻く生物(動植物)の歴史。

地球の誕生は約46憶年前に遡るが、ストロマトライトは、西オーストラリアの35億年前の地層中から産出し、これは世界で最も古いの化石記録の一つとなっている。 地球誕生後、最初に現れた生命体は嫌気性バクテリアのような生物だったとされる。

前述の化石については、諸説ありますが、シアノバクテリア(藍色細菌)は少なくとも20億年以上前に出現(27億年前とも)、地球上で初めて光合成によって酸素を作り出す能力を獲得したと考えられている微生物(原核生物)です。

京都大学では、2001年よりモスクワのロシア科学アカデミー古生物学研究所と共同で、エディアカラ化石生物群についての研究を行っています。 今から約5億6千万年前のもので世界各地の地層から発見され、最古の動物化石とされていますが、その形態や生態は謎に包まれたままです。

現在見つかっている中で最古の哺乳類であるといわれる化石種の哺乳類、あるいは哺乳形類。属名アデロバシレウスは『目立たない王』の意味。アメリカ・テキサス州のチンリ層群で発見された。繁殖は卵を産んでいた。中生代三畳紀後期の2億2500万年前に生息していたと推定されている。それまで最古の哺乳類であった2億1000万年前のエオゾストロドンより、さらに1500万年遡ることになった。