従来の女性観(レディース)にも、男性観(メンズ)というジェンダー(社会性別)に捕らわれない衣類・商品・表現を意味する言葉である。混同されやすいユニセックス(男女両用)の場合は、男女兼用で身体性の差を問わずに、着られるシルエットをしている。ジェンダーレスは社会性別の性差の無い、または無くそうとする考え方も意味する。主に特定のファッションなどサブカルチャーを意味する日本独自の用語でもある。

生物学的な『性』をセックスというのに対し、社会的・文化的な『性』をジェンダーというが、その【ジェンダー】に【レス】が付いた言葉であり、ジェンダーに於ける性差の無い、または無くそうとする考え方を意味する。

男性がスカートなどレディースのファッションをしたり、女性がかっこいいメンズ向けパンツを履いたりする等、身体性と一致するとされるジェンダーに捕らわれないファッションを【ジェンダーレスファッション】という。

そして、社会性別という概念を認めてない為に、ノンバイナリー(Xジェンダー、男性にも女性にも適合しない性自認)と称したいとも思わない人はエイジェンダーと呼ばれる。