【いいなずけ】のことである。

現在の概念では、幼少時に本人達の意志に拘わらず双方の親または親代わりの者が合意で結婚の約束をすること。また、その約束を結んだ婚約者を指す言葉。

【許婚】とも書かれる。

この語句には、結婚を(家族など)当人以外のものが決定するニュアンスがある。

どちらとも当て字で、元々は「言ひ名付く(いひなづく)」という語の連用形が名詞化した語とされる。
他にも「結納付け」や「忌み名づけ」等が転じたという説があるが、有力とはされていない。

さすがにもう「フィアンセ」って言い方(以下省略)