ソーセージを細長いバンで挟んだ食品である。なお、英語の "hot dog"(熱い犬)は、ソーセージ単体と、ソーセージを細長いパンで挟んだ食品との両方の意味を持つ。

アメリカのナショナル・ホットドッグ・ソーセージ評議会の声明によれば、サンドイッチの一種ではなく、独自の食種に区分されるということである。

ホットドッグに用いるソーセージは通常、湯煎あるいは直接茹でて温めるか、焼網や鉄板などの上でグリルされる。店舗や屋台に於いては保温機能を持つ回転式の専用グリラーが使用されることが多い。パンは常温で用いる以外にも、トーストしたりスチームしたり店や好みによって様々である。

味付けはマスタードが基本であり、好みに応じてトマトケチャップ、タマネギやピクルスを細かく刻んだレリッシュ、ザワークラウト等が用いられる。チリミートをかけたチリドッグ、溶かしたチェダーチーズをかけたものや、トマト等の野菜を挟んだシカゴドッグ、サルサをかけたサルサドッグなど色々なバリエーションがある。日本では、ケチャップが基本となることが多い。