扉の開閉を人力ではなく、電気や荷重等の動力によって行う設備のこと。

人や物の接近をセンサー等で自動検出して扉を開き、通過を確認して扉を閉じる機構を持つ設備を『電動式自動ドア』という。また、駆動部への人の重さにより、テコの原理を用いて開閉する機構を持つ設備を『荷重式自動ドア』という。
また、日本のタクシーのように動力が運転手による人力であっても、ドアに直接触れずに開閉操作出来るものを自動ドアと称する場合もある。

古く紀元前100年頃には、ヘロンが祭壇の火の強弱を利用して空気圧の力で神殿の扉を開閉させる装置を開発していたことが知られている。