軍事上の秘密情報。
等級をつけ、重要度を区別した時の名称の一つ。
英語ではmilitary secrecyと言う。
より具体的に言うと、作戦内容やその指令書、兵器の詳細な構造を記した設計図や性能情報、部隊の配置・編制・人事やそれについて記したファイル等々、他国に知られると軍事上不利になる情報のことである。
これらの機密事項が漏洩すると、国家の存亡にも関わる重大な損害を被る可能性が高い為、多くの国でこうした情報が際限なく漏れることを防止するための法律を定めている。
故意または過失で漏洩した場合や、情報を記録したファイルを盗難や置き忘れなどで紛失した場合、特に厳罰に処せられるようになっていることが多い。
視点を変えると、他国(敵対国等)の軍事機密を入手すると軍事上優位に立てる可能性が増す、という性質がある。
軍事上の秘密情報を入手する為の活動は諜報と呼ばれている。
そうした活動を行う人物は、一般には『諜報員』『スパイ』などと呼ばれている。
軍事機密の漏洩を防ぐことや、他国による自国に対する諜報活動を防ぐ活動を防諜という。
旧日本軍でもこうした秘密情報について、秘密の度合い、範囲をあらかじめ指定し管理した。
諜報活動を行う人物を『軍事探偵』などと呼んだ。
