中国茶のうち青茶に分類され、茶葉の発酵途中で加熱することで発酵を止めた半発酵茶である。

特徴は品種の多さであり、その数は800種とも言われている。
日本でも少量ながら生産されている。

中国茶は、1978年に中国安徽省の安徽農業大学の陳椽教授によって緑茶、白茶、黄茶、黒茶、青茶、紅茶の6種(六大茶類)に区分された。
これにジャスミン茶など花茶を加えた7種が現在最も一般的な分類方法として知られている(区分について、詳細は中国茶の項目を参照)。

中国語でいう「青」は「黒っぽい藍色」を指す。
青茶に対して、緑茶は茶葉を摘んだ直後に加熱するため発酵の過程が無い。
一方紅茶や黒茶は完全に発酵させて乾燥させたものである。

一説によれば中国広東省で製茶されたお茶の形状や色が烏のように黒く、龍のように曲がりくねっていることから、烏龍茶という名前は名付けられたという。