遥か彼方の太陽を
ただ見つめるだけでは物足りず
自転車に乗って追いかけた


手を伸ばせど届かぬ落陽に
まだ見ぬキミの姿を重ねては
必死になって縋り付く



雲の上の存在だとわかっていても...




諦めきれず漕ぎ続けた自転車は
地面にタイヤ痕を残し
ブレーキが擦り切れそうになりながらも
起伏の激しい路を疾走した




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たったひとつの目的の為・・・



僕の内に秘めた想いを伝えたい

面と向かって
言わなきゃならないコトが
僕にはあるんだから


そんな風にして片時も足を離さず
今日もペダルを漕ぐ



どんなに険しい道だとしても・・・