ヤモリが以前から
棲処の壁をつたうようにして移動してるのを
度々見かけていた。


窓ガラスや網戸の外側を這っていたが
この頃は内側の壁をチョロチョロと動き回っている。


かべちょろとかげと呼ばれている所以(ゆえん)だ。



爬虫類と雖(いえど)

実に、愛くるしい・・・


触角を二本生やした例の螻とは
霄壌の差と云っても、過言ではないだろう。



下宿寮で暮らしていた時
その可愛さの余りに
ペットとして飼っていた事もあるくらいだ。




何にせよ、ヤモリは家を守ってくれる。


害虫を捕食する為、害虫駆除の手間も不要。



ずぼらな自分のような存在にとって
欠かす事が出来ぬハウスキーパーなのかもしれない。