2人の老婆 | Breakin-boy MASATO

2人の老婆



こんなことわざがある。

「風が吹けば桶屋が儲かる」

ある事柄の発生によって一見すると全く関係の無いような思わぬ所・物事に影響が出ることの例えである。

今朝、寝坊した私は普段よりも早く学校へ行く支度を済ませて家を出た。

そして駅に到着。
「なんとか間に合いそうだ」
PASMOにチャージしなければならなかったことを思い出した私は少し急ぎ足になる。その程度の時間でも朝は惜しいのだ。
チャージができる券売機に着く、しかし目の前に2人の老婆。
電車の到着まで3分。
流れる音声案内も機械に慣れていない老婆の前では空しいだけである。

諦めて、PASMOのチャージができない隣の券売機で切符を購入しようと思ったが人の列がある。
老婆を待つしかない・・・・・・。

結局、9時1分の電車には間に合わなかったが、授業には間に合った。
今日は2限のゼミのみである。

今回のゼミではリーダーのような役割を担う「ゼミ長」を決めることとなったが、なかなか自ら志願する者も出ず、
ジャンケンで重役を決定することになった・・・・・・。

見事に勝利、重役という重みから逃れることができたのだ。

今になって思い返してみれば、駅に居たあの2人の老婆のおかげで私はゼミ長にならずにすんだのだ。






こんな
「風が吹いたが、それに関係なく桶屋が儲かった」話を真剣にブログに書いてみた。



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