自己紹介というには遅くなりましたが、今回仲間内で企画を立てるにあたり絵を担当させていただいた「ふえ」というものです。
 この場を借りて、しっかりと物語を書ききり仲間達の夢の一つを形に持って行ってくれたかにねこ君・べんべけ君の両著者に、そして企画進行を助けこうした場を用意したどり着くために支えてくれた影裏君・緋星君に感謝を。ありがとう。


 さて、僕の紹介は優先度の低い情報なので一旦おいて、先に今回の商品情報と企画に関して前半を書いていきます。
 表紙に関してはブログ上に書いていなかったので以下に画像を置いておきます。
最強インベーダー ぼく
『緑化委員会の日常』
    著 べんべけ
 新書 280p 1000円

最強インベーダー ぼく
『緑化班活動録』
    著 かにねこ
 新書 144p 700円

 それぞれの作品の表紙として描かせていただいた絵が上記になります。どちらも規格は新書サイズ、実際の商品としてはタイトル諸々の情報を合わせた形です。あらすじ・記述サンプルなどはこの記事以前に各著者が納入後雑感とともに書いた記事に載っていますので、そちらを参照してくださればある程度感覚がつかめるかと思います。
 表紙が目印としてスペースを訪れる方の一助となれば幸いです。


 
 次に本企画と我々の集まりについて解説させていただきます。
 「同じアーキタイプを使用して二人の著者が書きすすめてみたらどうなるか?」というのが今回の試みであり、それについては以前の記事で他の参加者が触れていることかと思います。ですので、主に僕個人の感情を中心として経緯を簡潔にまとめていきます。


 我々自体はこちらの方面に興味を持っており自然と集まり仲良くなっただけのどこにでもいるグループの一つです。同級生として出会い親交がここまで続いてきてはいますが、各々別の道に進んで何もなければ波もなく分かれていた可能性もあるでしょう。

 本企画の出発点はべんべけ君が我々に対して胸を開き文章を志しているのだと話してくれたことにあります。どのように悩み工夫して今まで書いてきたのかを。そして、呼応して自分もそちらの方面に進んでみたいと話してくれたのがかにねこ君でした。彼ら二人の告白がどれ程勇気と信頼を必要とするかを思えば、友人として本当に本当にありがたいことだと思います。彼らの行動が漠然としていた流れを変えました。
 それを受けて我々も「では、どうしたら面白いお話が作れるだろうか」という議題をもって次の集まる機会に話し合いを行いました。その席で示されたのが今回のアーキタイプになります。持続可能な企画作成をテーマに物語論から個人の趣味まで伸びやかに話が進んだのを覚えています。

 全員で行ったネタ出しをスタート地点としてべんべけ君・かにねこ君が各々話を書いていく。その過程で執筆者の二人はよく話し合い主動力として企画を強く引っ張ってくれました。
 また、それ以前の様々な経験を活かして話し合いの場を整えてくれた影裏君や、コミティアへの持ち込みを示唆し明確な目標を与えてくれた緋星君がいたからこそ企画倒れとならすに形に起こすところまでたどり着けました。リアルタイムでの真剣な話し合い・ネタ出しや推敲も大きな力になりました。
 また、直接話し合いにこそ関わる機会を得られなかったのですが、イベントへの参加手順や作品作りの心得といった大切なことを我々に教えてくれた黒須君にもこの場を借りて感謝を伝えさせていただきます。ありがとうございました。

 そうした事情をほんの少しだけでも頭の片隅において読んでもらえば、今回の両作品ともさらに面白くなるかと思います。



 さて、後半として次は自己紹介のスペースに移らせていただきます。今回の企画には関係ないので、以下は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。


 何をやった訳でなく僕自身に紹介する要素というのはあまりないのですが……こうした集まりが成立することをずっと望んでいた人種だ、というのが今回の場に即して最も伝えやすい要素かと思います。とはいって多くの人が実際同じことを望むと思うのですが、僕にとってもまたこのような成果が得られることは大きな夢だったのです。ちょっと上を見返してみても語彙の少なさに笑うしかないのですが、ただ嬉しいという気持ちばかりです。
 無防備に自己を晒しあえる若い内に出会い、自分自身の向かう先を真剣に悩む年齢まで親交を続けられたことは今回の成果を支える大きな幸運と言えるでしょう。また、それ以前としてそうした友人が生まれ人生の途上に現れてくれたことも。個人にも繋がってきた流れにも感謝してもしきれません。今回一つの成果にきっちりたどり着けたことが、これから先もみんなで笑える時間に繋がってくれると信じています。
 また楽しく話し合えると良いなあ。


 いかんな。めり込みすぎるし終わらん。

 とりあえず、自己紹介として趣味の話に移りましょう。
 小説・マンガ・ゲームなど楽しそうなことはだいたい好きです。特に気心の知れた仲間とばか騒ぎするのが大好きで僕の趣味はだいたい友人から教えてもらったことばかりです。場合によっては特に物を必要とせず話し合うだけでも満腹なのですが。
 今回において使用した技能である絵も友人と初めて友人に教えてもらい学んでいるものです。この段階まで進めたのも友人達あってこそですし、今回絵を任せてもらえたのもとてもありがたく思います。純粋に実験好きというのもありますが、一緒に考えてくれる彼らあればこそきっとこれから先も進めるでしょう。
 というと趣味っぽくないので、最近はまっている遊びを上げるならTRPGをやっています。色々なルールに手を出しては現在学び始めたばかりなのですが、これが面白くて面白くて。目の前の人間にネタをぶつけては笑わせてやると日々狙っている性分に合致しているのもありますが。やはり人間対人間が面白さの最小単位だなと思う次第です。早く上手くなって仲間内に持ち込んで広めたいなあ、というのが当面の目標でしょうか。

 と、おそらく以降もこの単位で活動を続けていくのでpixivか何かに宣伝用に間を持たせる投稿ページを開設しようかと考えています。できたら追ってこの場所に書きますので、もし興味を引いたなら確認してみてください。


 最後にもう一度、参加者と間接的な協力者のみんなに。ありがとうございました。